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シビル・ウォー アメリカ最後の日のKeNのレビュー・感想・評価

3.1
劇場にて。IMAX/字幕版。初見。

久しぶりの劇場鑑賞…てか、久しぶりの映画鑑賞か…?(苦笑)
ヨーロッパのFootballシーズンが始まってから…というか、今年は夏にEURO2024やパリ・オリンピックとかもあったせいで昨シーズンからぶっ通しでFootball観戦が忙しくて💦 週末ともなるとライブ観戦&見逃し配信の試合観戦で丸一日費やす感じで…(苦笑) 映画や録りだめした連ドラなどを観る時間がほとんど無い💦
今日は通院日以外で久しぶりに有休が取れたので買い物がてらにブラブラしていて、この作品のポスターが目に入りなんとなく鑑賞。

で…『シビル・ウォー』。ん〜〜…戦場ものでよくある手法とはいえ、ワシントンDCに辿り着くまでの戦場カメラマンのロードムービー的な描写まではまぁまぁ良かったかな。ただ、クライマックスとなるワシントンDCでの市街戦の描写は設定も演出もあまりにもお粗末でリアル感ゼロ…。そこに至るまでせっかく盛り上がりつつあった緊迫感や高揚感など全てが消し去られる感じでがっかり…。
別に何故 アメリカ国内が内戦状態に陥ったのかとか、物語の背景を説明する必要は全くないストーリーだけど、せめて舞台をカリブ海に浮かぶ架空の島国とかにした方がよりリアルで物語に没頭出来た気がするが…。確かに前回の大統領選で敗れたトランプの狂信的な支持たちがみせた一連の暴挙を目にすると、現代のアメリカ合衆国で再び「シビル・ウォー」が巻き起こることなど決してないとは言い切れないが…

いずれにせよ、戦場カメラマンのロードムービーとしても今ひとつで、この作品を観るより伝説的な戦場カメラマンであったロバート・キャパが著した名著『ちょっとピンぼけ』を読んでいた方がはるかに面白い。
この監督はこういう作品よりもゾンビものとかを作った方が合ってそうな気がする…(苦笑)

戦場カメラマンのタマゴ役のケイリー・スピーニーはなかなかキュートだった




なにはともあれ

Love & Peace 🕊️
KeN

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