エレベーター・ゲームのcocacorgiのネタバレレビュー・内容・結末

1時間つまらんを我慢すれば、ちょっと盛り返して、ぽかーん。
喋らない、目を開けない、ちゅーか乗らない、近づかない、これを守ればセーフだなんて保証は無いのに案の定でピンチなバカ者たちのいつものホラー、を始めるまでにたっぷり1時間グダグダにグダって、いきなり予想外に異界に放り出された。さりげない怖さとワクワクで瞬間最大テンションはち切れ。
けど、あの素敵な世界観はあの瞬間だけで終わって、このあとまだ盛り上がる？とは思ったけど、パブロフの汁漏れでワクワク継続、そしてあまりにもあまりにもなシーンと絶望がサラッときて、未だかつてない拒絶でいきなり閉め出し。久々にぽかーんってなった。サノスの指 or みんなもう飽きた、画面外の2択。さっきまでのわちゃわちゃが一瞬にしてちーん。
異界に行くよりも現実に放り出される高低差の方がヤバいんだ、そりゃそうだ。ぬ？
異界だけはほんとに良くて印象に残る、あとはビミョいかったけど、最後にぽかちーんしながら思ったのは、ジェットコースタームービーがあるならその逆はエレベータームービーってことなんじゃないかと。腑に落ちた。何を言っているのか分からねーと思う。数年後に見返す。メモ。(そんなにおもしろくない)
行くぞーと思って行くとこでない。帰るぞーと思って出れるもんでもない。ノリで行ってウキウキが冷めたら、お会計がヤバそうって、現実に戻る。そうゆうもん。まだ大人。文豪はもういない。