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ホビット 決戦のゆくえのようのレビュー・感想・評価

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)
4.0
ホビット三部作の3作目。


今作、めちゃくちゃアクション多い。

前作からの続きで、いきなりクライマックス的なところから始まる。
大弓のくだりは親子3代がつながる形で矢を射るので、そこだけで上がる。

あと、前半には、エルフと魔法使いの重鎮たちの活躍も。
ガラドリエル、最強なのでは?ってぐらい強い。

後半は丸々戦闘の連続。
なにせエルフ軍+人間軍、ドワーフ軍、オーク軍が大軍だし、そこにトーリンたちもいるし、もう全員集合バトル。
レゴラス強すぎ。鹿の角強すぎ。
一対一のバトルもあって、お腹いっぱいすぎるほどにとにかくアクションのつるべうち。まあ、アクションが続いたら続いたで疲れることにもなるのだけどね。


話としても面白い。
宝への独占欲と、それにより深まる対立は、ロード・オブ・ザ・リングにも重なるものだし、またそこに主人公ビルボが絡んでいて、王道的な展開を見せてくれる。
三作それぞれビルボの機転が利く展開があって、そこが面白い。
ただ、宝の分け前の件はどうなったのかは見せてほしかった。たぶん約束は守ったんだろうけどさ。
エルフとドワーフと人間の対立問題が、なんかフワッとなし崩しになった感じが残る。

冷徹なエルフの王が最後だけ態度を変えるのは何なのかも気になる。
ただ、亡くなった奥さんの件で何かバックストーリーがあるのかも。


ホビット三部作、ようやく全部観れた。けっこう楽しめた。


Extendedバージョンもあるんだよなあ。
まあとりあえず通常版観ときたかったので、そっちはまた今度。
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