巨大化できる
仮面ライダーと言えば!
後の平成ライダー映画に
次々と出てきて
便利に使われた
ネタキャラ!
ジャンボライダーキック!
「仮面ライダーJ」
90年代と言うと仮面ライダー不遇の時代。ブラック2作の後はVシネや東映マンガ祭りの一本として封切られ、クウガまでの間を繋いでいました。その中の一本がこちら。
宇宙から来たフォグマザーに対して地底人である地空人が送った大自然の使者仮面ライダーJが戦うと言う裏も表もないどシンプルなストーリー。
監督がゼイラムや牙狼の雨宮慶太のため、敵の造形がやたら凝っているのが特徴ですかね…。無駄にリアルで不気味。エイリアンの影響大なんですよね。またその対比となる大自然の使者Jはどシンプルですが、それなりに格好いい。ブラックとポーズや間が同じですが…。明らかにバイクもバトルホッパー辺りからの改造ですし。
如何せん45分で三怪人とボスキャラと戦うのは詰め込み過ぎでストーリーらしきものはほぼない…。でも子供たちは喜びそうかな。ならいいのか。少しグロさが敵にあるけど…。
ただこの巨大化と言うギミックは当時呆れられたのですが、平成後半にこれを思い出した作製チームがアホのようにJを引っ張り出し始め、映画用のギミックにするんです。ディケイドのせいかな(笑)それにより盛り上がったか、下がったかは別にしてダイナミックな画作りができたのは事実でしょう。
とりあえず一人くらいでかくなれる奴がいてもいいかなとライダーファンには周知された作品だと思います。