短編三部作でどれもモノクロームで部分カラー。ミハイル・コパヒゼ監督に捧げられる『井戸』が一番好かった。旧市街の一角だけで繰り広げられ、短編の小気味よさがあった。コパヒゼ『傘』をオマージュするショットがある。
『歌』あのジョージアの男声聖歌みたいの、イオセリアーニ『古いジョージアの歌』で初めて知ったけど好いよなあ。CDあったら欲しいと前から思っている。突然戦争が始まり、「歌」で平和的に歩み寄るのだけど歩み寄る相手が敵側なのか味方側なのか、いずれにしてもどちらか側の兵士だけみたいで、ちょっと複雑な気持ちだった。
『小鳥』ファンタジー。小鳥だけカラーでCG。あの聖堂はムツヘタの大聖堂かな?
ジョージア映画祭にて