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目次

重ねるの作品紹介

重ねるのあらすじ

訳あって旅に出た⼥、加藤あゆみ。追われるように都会を去る男、平野⼀徹。 季節は6⽉のはじめ、⼆⼈はそれぞれの⽬的のため⾥から離れた渓流にいた。川にかかる⾚い橋、上にはあゆみ、下には⼀徹。 そこで偶然滴る⼀滴の⽔が、⼆⼈の運命を結びつける。 その夜、⼥の宿泊先で再会を果たす⼀徹とあゆみ。⼀徹の両親の前で、昼に起きたことの秘密を共有してしまう。 岐⾩県の⼤⾃然を舞台に、鮎の友釣りと村⼈の時間と感情が交差するとき、静かな恋が芽⽣えていく。

重ねるの監督

配島徹也

原題
公式サイト
https://www.kasaneru-movie.com/
製作年
2024年
製作国
日本
上映時間
119分
ジャンル
恋愛
配給会社
記録活映社

『重ねる』に投稿された感想・評価

金山町!ひゃー!

仕事では失敗を責められて上司殴っちゃったし、浮気してんの嫁にバレてるっぺぇし、都会の暮らしに疲れたんで謹慎期間は実家に帰ってきたぞ!ってな割とクズ主人公、民宿やってる実家には何やらワケあり風な女性客もいて、その客の観光案内したり、アマゴやアユ釣って呑気に過ごすつもりなんやが……って話

そうね、小学生の頃のマシンボーイが家族や幼馴染ファミリーと毎夏キャンプに行っていたのが岐阜県の金山町で、もちろん渓流でアマゴ釣りするもウグイしか釣れなかったり、巨大岩の飛び込み台から川へ飛び込んだり、帰りに寄るスーパー銭湯の階段で全裸のおとんが派手に転んで大アザつくってたり、楽しい思い出がいっぱいなんよ、そんな金山町(+和良町)を舞台に撮られた本作も、アマゴやアユ釣りや川に飛び込む子供や大人……のシーンが盛りだくさんで、マシンボーイは歓喜したっつ〜の!全裸ですっ転ぶおっちゃんが出てこなかったのが残念

うん、そんな美しい川、特に滝のシーンとか、監督こだわりのホタルのシーン、降り注ぐ野小便など、まぢ映像の美しさにかけては今年の作品でもトップクラスやったと思うし
上映時間的にOP PICTURES+フェスとどちら観に行くか迷ってのこちらやったが、ドえっちな顔したヒロインのド助平が観れるOPのんよりも、こちらのがド色気が迸っていたような気もするが

一方で脚本、特にセリフ周りに関してはイマイチ説得力が無くてガッカリしたかなぁ
特にカトウシンスケ演じる友達がここぞという時に放つ決めゼリフが、カッコイイこと言ってる風でよくわからなくてキョトンとしたのよ、出番は決して多くないながらここぞというシーンなは登場するカトウシンスケ、釣り大会のシーンとかにも居るべきキャラと思うがそこはスケジュールの問題か?とにかくそこまでしても使いたかったのであろうカトウシンスケやから重要なキャラクターだったんやと思うが、まぢ言ってることが唐突過ぎて会話になってないし、カトウシンスケが間引きしたアマゴを持って帰れ言うてるのに手ぶらで帰る主人公の姿に、やっぱり理解されてないやんけ!なったね、まぁそのあとの車の中のシーンではアマゴの入った袋があるから何かしらのマジックなんかも知らんけど?
ってかマシンボーイがチビの頃まで爺ちゃんがアユの養殖していたんやが、本作のカトウシンスケの仕事はアマゴの養殖!ってかアマゴって養殖とかするんや?あんま魚屋やスーパー、飲食店で見るような魚ちゃうけど?給食に卸すなんて会話もしていたが、給食にアマゴ?すげぇな、羨ましい……

まぁ会話で言えば主人公とヒロインの会話も結構噛み合ってなかったし、そこは監督の敢えてのなのかな?
あと主人公は何歳の設定なんやろ?おそらく幼い頃からの友人と思われるカトウシンスケはマシンボーイより歳上やが、主人公を演じるタモト清嵐さんは結構歳下、何歳設定なんかが気になる、って言うのも……奥さんも子供もいるし仕事も若手って感じはしないが、2回も「殺すぞ!」ってセリフが出てきて幼稚さも否めない、ってか仕事に関しても家庭に関しても責任感無さすぎてどうかしているし、実家の両親もそこに微塵も触れないのなんなん?
話がおかしい……といえば、寝たきりのお母さんの話もさすがにすんなり飲み込めなかったし、最初の保母さんとヒロイン似ているけど違う人なん?みていたら最後で……そんなことあるぅ?そして最後と言えば……子供もいる場でいきなりあそこまで感情的になれるもんなんかね?普通子供最優先なんとちゃうの?マシンボーイは子供おらんから知らんけど

とにかく良いとこと悪いとこが混在し過ぎていて評価がパニックになる本作、まぁ……さすがに高スコアはつけれないけどまぢ自然を美しく撮った映画としては素晴らしいです!思い出補正こみでこのスコア!
キャッチコピーに「史上初、釣り恋愛映画、誕生。」あるけど、恋愛映画なんかは謎やし、なんなら最後はホラーやったぞ?
Jun潤
3.8
2024.11.28

劇場で見つけた作品。

テレビ局で働く平野一徹は、上司と揉めたことで仕事を謹慎になるも、家で待つ妻とは別の女性に慰めてもらい、東京に家族を置いて、岐阜県和良村にある実家へと帰省する。
一方、とある目的から岐阜県和良村に訪れていた加藤あゆみは、地元の人の良心に触れながら、一徹の実家が営む民宿への宿泊を決める。
釣りが趣味の一徹は、和良村の名産である鮎釣りに勤しみ、その様子を見ていたあゆみも興味を持ち始める。
人生に悩んだ一組の男女が、豊かな自然に囲まれながら、互いの傷を癒やし合っていくがー。

ふーん、なるほどなるほど。
まず一点、「男はみんな釣りが好き」というようなセリフが作中にありましたが、僕は好きでもないというかなるべく行きたくない側の人。
この時代レディースに絞るのも危ういという描写がありながら、性別で趣味を決めつけるのもよくないですよねって。

まぁそんなことは置いておいて中身の話。
個人的には好きな雰囲気の作品でした。
和良村の豊かな自然と独特なBGMを背景に、シンプルながら混み入った事情を持つ男女が、会話というより衝突し合うことでわかり合っていく過程を丁寧に描いていた印象です。
中盤くらいまではあゆみが実態の掴めない不思議な人物で、それに振り回される一徹、という構図のように感じていましたが、不思議と徐々にあゆみにこちらも惹かれていき、彼女の心の奥底にある悲しみ、内側から滲み出ているような優しさに触れさせてくれたような感覚になりました。

一徹も一徹で、最初は趣味に興じたいためか、家庭や不倫相手がいる手前か、もしくは仕事で心が傷んでいたためか、なかなか心の底からあゆみを受け入れきれていない様子が伝わってきて、共感性もあるし、徐々になんでこんなに受け入れられないのだろう、もしくは受け入れているのにそういう風に見えないのだろうと、不思議な感覚にさせてくれました。

東京に戻るにしても、このまま和良村に根を下ろすにしても、二人はそれぞれだろうと一緒にだろうと互いに人生を重ねて、和良村に来る前よりも少しは幸せになっていくのだろうと思いきや、突然というか当然というか、二人を待ち受ける悲劇の幕開けで作品の幕が降りる。
人生はレディース釣り大会のポスターの上からペア釣り大会のポスターを重ねるだけのようにはいかず、もっと複雑なんだよということを言いたかったのでしょうか。
それとも何か違う意味が込められていたのか、考えたくなる良作でした。
3.0
フィッシングラブストーリー(?)

鮎で埋め尽くされた印象的なポスタービジュアルと、公開劇場が少ないこともあり鑑賞。
内容は…だけど、地元の方と思われる方が多く出演されていて、そのロケーションや雰囲気に親しみを感じた。

舞台挨拶があった金土の鑑賞は逃したけど、1週間限定上映ということで監督による上映後トークあり(5分)
ホタルのシーンは全て本物というからすごい。

2024-209-204

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