長野県警の大和敢助は捜査中、銃撃に遭った上、雪崩に巻き込まれてしまう。その10か月後、毛利探偵事務所に、小五郎の警視庁時代に同僚だった刑事から電話が入る。刑事は長野県警の雪崩事件を調査しており、小五郎と話したいと言うのだが···。
最近はコナン映画をバレンタインやハロウィンのような、季節のイベントとして楽しんでいます。
今回は、主人公側の主要人物を除けば登場人物がそこまで多くないので、推理する余地があるのが良かったです。
コナン映画で定番の、冒頭であらすじ&登場人物説明があります。ただ、長野県警の風林火山エピソードは予習した方が楽しめる気がしました。
あと、灰原哀とキック力増強シューズなどのお馴染みガジェットの説明は無かったので、本作品が生まれて初めて見るコナン作品にするのはちょっと大変かもしれません。
警察官が多く登場するためか、普段より銃撃場面多めで新鮮でした。
色々襲われたり、巻き込まれる事が多い本作。登場人物達が誰を優先して守るのかが目に留まることが多かったです。小五郎はコナンをかなり優先して守っており、大人保護者の頼もしさが印象的でした。
長野県警3人の守り、守られのチームプレイや、高木刑事が佐藤刑事を守る場面も良かったです。
ネタバレあり
最後の場面について。
司法取引を憎む犯人が「裁判で公安警察の関与や政府脅迫の事実について黙秘することを条件に、求刑を無期懲役とする」司法取引を持ちかけられるのは、屈辱だろうなと思いました。
2025-19