ルーマニアからイギリスまで、謎めいた木箱を運ぶためチャーターされた帆船デメテル号は、その航海の途上不可解な出来事に遭遇する。古典ホラー小説『吸血鬼ドラキュラ』の第7章「デメテル号船長の航海日誌」の映画化。
雑CGのB級ホラーなんだろうなと思いきや、意外と最近の作品で映像は綺麗。逃げ場がなく、連絡手段もない船内での怪奇事件は、古典ホラーっぽくて良かったです。
ドラキュラの特性上、人が襲われるのは夜であるため、襲われる場面は常に画面が暗め。映画館だともっとはっきり見えたのでしょうが、配信の画面だと見えにくい所もありました。
ドラキュラのデザインがかなりクリーチャー寄りで、吸血鬼というよりゴブリンのような感じでした。伯爵っぽさは全くないので、ルーマニアではお屋敷暮らししてたイメージが全く湧かなかったです。ただ、人の説得が通じなさそうな人外の雰囲気は良かったかも。
老若男女に容赦無し!子どもは安全牌だと思ってたので衝撃でした。また、女性が登場しても男女の縺れ合いがないのはストレスなくて良かったです。
2025-12