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か「」く「」し「」ご「」と「の作品紹介

か「」く「」し「」ご「」と「のあらすじ

みんなには隠している、少しだけ特別なチカラ。それぞれの“かくしごと”が織りなす、もどかしくも切ない物語。「自分なんて」と引け目を感じている高校生・京(奥平大兼)は、ヒロインじゃなくてヒーローになりたいクラスの人気者・三木(出口夏希)が、気になって仕方がない。三木の親友で予測不能な言動でつかめない存在の黒田文・通称パラ（菊池日菜子）と、明るく楽しそうな彼女を、いつも遠くから見つめるだけ。そんな三木の幼馴染で京の親友の、高崎博文・通称ヅカ（佐野晶哉）を通し、卒業するその日まで“友達の友達”として一緒にいるはずだった── ある日、内気な性格の宮里（早瀬憩）が、学校に来なくなったことをきっかけに、５人の想いが動き出す───

か「」く「」し「」ご「」と「の監督

中川駿

か「」く「」し「」ご「」と「の出演者

奥平大兼大塚京

出口夏希三木直子

佐野晶哉高崎博文

菊池日菜子黒田文

早瀬憩宮里望愛

原題
公式サイト: https://movies.shochiku.co.jp/eigakakushigoto

製作年: 2025年
製作国: 日本

ジャンル: 恋愛、青春
配給会社: 松竹

『か「」く「」し「」ご「」と「』に投稿された感想・評価

天パ太郎の感想・評価

2025/05/14 01:02

4.0

心が読めてしまう5人の男女の高校生のラブストーリー。

菊池日菜子見たさ＋出口夏希、早瀬憩という豪華な陣容に惹かれて申し込んだら、当たったので試写会へ。

いやー、圧倒的な出口夏希のヒロイン感。
すごい、この長尺でやっても、終始ポカリスエットのCMを見てる感じ。
住野よる原作といえば、キミスイだけれども、その薄幸の美少女と正反対な、圧倒的な天真爛漫ヒロイン感。
菊池日菜子を見たさに来たのに、目を奪われた。

菊池日菜子もさすがですよ。出口夏希を引き立てる良い布陣。この輝きを活かせるちょい地味さと、モデルとしても太刀打ちできるスタイルの良さがバッチリはまってる。
演技のメインパートもおそらく一番時間が長いのに安定。

早瀬憩は違国日記から比べると、ちょっと存在感が無くなった印象。
ただ、役柄的にはそれぐらいの存在感がよいので、ハマってるとも言える。

他の俳優陣も良い感じだが、ちょっと奥平大兼はナヨナヨ感強くないか？
住野よるの全体的に弱い男性が特徴だけれども、あのキミスイの北村匠海みたいな絶妙さは結構難しい。
いや、悪くはないのだけど。

佐野くんは人気ありきの採用かと思いきやのよくやってたと思う。パート的には一瞬だったけども。

2025/5/13 上演前舞台挨拶
監督が一番力を入れたのは、キャスティングとのこと。
いやー確かにハマってました。

出口夏希の住野先生からの手紙で「私だけすごく淡白な一言で『バカかわいいミッキーを演じてください』と書いてあった」という話がツボ。それを突き詰めていった結果、普段の自分にすごい近かったとのこと。
いや、こんなん高校にいたらバケモンやろ…。

最後の映画名にかけた隠し事披露も、アクションシーンの練習で1人だけでんぐり返し（後転の方？）ができなくて恥ずかしかったというのが中々面白かった。
実際このアクションシーン、めちゃくちゃよかった。こういう展開好き。

菊池日菜子のパラッパラッパーに見えるけど、一番人間っぽいというコメントには大共感。
かくしごとは出口夏希のアクションシーンの練習で、夜中に家の前の公園で、物干し竿を振り回す練習をしたとのこと。
「公園で　物干し竿を　ふりまわす」という575調になっていることを、監督に突っ込まれてひと笑い。

早瀬憩は役に合わせて、番宣とかも引っ込み思案なフリしてたとのこと。すごい。どの番宣なんだろうか？

全員の青基調の衣装コーデも美しく、隠し事が透けて見えることを現すためか、女性陣は出口夏希は脚とお腹、菊池日菜子は肩の肌が出る衣装。早瀬憩は透け感あるシャツという感じ。これも含めて良かった。