夫を亡くした未亡人の生活を描いた作品。
日常の中に潜む哀しみや楽しみを丁寧に描いていて、この日見た短編映画の中では一番映画っぽかったかも。合間合間にくすっと笑えるエピソードを入れるのが上手く、日常…
受け継がれる台湾映画のアイコン──第20回大阪アジアン映画祭特集企画<台湾:電影ルネッサンス2025>。夫を亡くし、ひとりでは少し広い家で暮らす女性。老いていずれはこの世から姿を消す肉体。不在の領域…
>>続きを読むヤン・リン監督『寂しい猫とカップケーキ』(2025)
老いていくほどに開いていく「スペース」に猫が通るー
どのショットもたっぷりと人間と猫の時間が映っていた。
ラストショットの主人公の「顔」に…