最新作公開に合わせて、鑑賞。
亡き婚約者・藤井樹が忘れられない女性・渡辺博子。
ふとしたきっかけで、彼の住所に手紙を送った彼女のもとに、思わぬ返信が返ってくる。
差出人は藤井樹。不思議な文通が始まった。
序盤から、地元・神戸が登場してテンションが上がりましたが、映像的には、そこまで登場しないので、ちょっと肩透かしをくらいました。笑
それは、さておき、
最新作『ラストレター』の原点ともなった本作。物語に「なぜ、死者から手紙が届くのか?」という独特のミステリーがあったり、テンポが早く進んでいくため、かなりひきこまれる作品でした。
また、現在の視点から振り返ってみると、図書室や図書カード、カーテンがなびく窓際で読書をする人物など、『きみの膵臓をたべたい』は、確実に本作の影響を受けて作られていることが分かるので、それだけ、影響力の高い作品だということを感じました。
というわけで、
岩井俊二監督代表作としても名高い本作。
『ラストレター』と合わせてみたい恋愛映画の名作でした。
参考
TWICE "What is Love?
https://youtu.be/i0p1bmr0EmE
(韓国で大ヒットを飛ばしたという『LoveLetter』。後に制作されたアイドルグループ・TWICEのPVでは、名だたる恋愛映画の名作と並び、本作がオマージュされています。)