マネーサスペンス映画

『FX』『AI』『ハッカー』とか
全く生活に繋がりのない
その世界を全く無知でも
何となくで…そんな感じだろう感で
十分(笑)
『FX』メインと言うより
『ハッカー』達がハッキングし
『AI』をだます！
突拍子もない計画でマネーを勝ち取る
あっという間の テンポ良く進む
楽しめる映画でした

ストーリー
車生活のむさ苦しい男 （主人公）
車から降り ダッシュで
待ち合わせ場所に向かう
男が１人待っていた
喫茶店に２人入る
待っていた男は定員に
『氷なしのお水ください』
男は主人公に
いきなりコップの水を顔にかける…
男は自分の妻に会っていた主人公に
静かに怒る

場所は変わり…

難民など複数の子供達のための施設
立ち退きするように言われている
施設を守ろうとするイラン人の女性
しかしお金が要る…
その施設を一緒に守ろうとする
もう1人のイラン人の男が居た

また場所かわり…

ある者に使われ騙され
刑務所に居た過去を持つ
天才ハッカーの主人公と
（車生活の男）
旦那（水をかけた男）と離婚した
数字に 色がついて見える能力
を持つ女性 ヒロインは
主人公とひかれあい
共に生活をする

ある日
台湾の企業家の女性が
過去にある事件で繋がりがある
主人公に
FX市場を操って一攫千金の計画を
伝え 誘う 『一緒にやろう❗』
主人公は過去の会社の仲間に
声をかけ チームが集まる

チームの計画
金融取引きで絶対的 厄介な
『AI』を騙すこと
一攫千金の日
平成から令和に元号が変わった
その日❕
金融機関が一番混乱する
フェイクニュースでAIを混乱させる
が！
ある困難が発生！！
そこで イラン人の男に・・・・・と超ザックリ中盤までストーリーです。

ちょっと思うに
『FX』知らない人から見たら
怪しい世界
『FX』イコール『賭け事』
のように伝わってしまうのでは！？

あと
何と言っても
贅沢なキャストです！
こんなに贅沢なメンバーなのに！！
上映場所少ないし
宣伝活動も消極的
この人が出た作品は
ヒット間違いなしの

阿部寛さん
菜々緒さん
津田健次郎さん

メンバー凄し！

個人的に注目が
イラン出身のサヘル・ローズさん
流暢な日本語は記憶に残ります
コメンテーターや
『YOUは何しに日本へ』のナレーションもしてて
これからの活躍を楽しみにしたい

上映 映画館 少ないですが
見れたら 是非 贅沢なキャストのマネーゲーム見てみよう❗

AIを騙せ。

川村徹彦が上梓した『損切り：FXシミュレーション・サクセス・ストーリー』を、米倉強太監督、阿部寛主演により映像化した日本、台湾製作によるサスペンス。
AIを騙して大金を得ようとする人々の姿を描く。
原作は未読。
主人公となる天才ハッカーの野原を阿部、FXトレーダー・杏子を菜々緒、杏子の元夫で数学者の功を津田健次郎が演じているほか、アリッサ・チア、リン・ボーホン、サヘル・ローズ等が登場。
物語は、冒頭FXのセミナーに参加している杏子の姿でスタートするのだが、株やFXに全く詳しくない私は、タイトルでもある「キャンドルスティック」が、金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式だということを、そのセミナーの説明の中で、恥ずかしながら初めて知った次第。
以降、元号が平成から令和に変わる2019年5月7日が金融機関のシステムが混乱することから、その日を決行日として一攫千金を手に入れようとする人々の様子が描かれることとなり、多くの人物が登場、舞台も日本はもとより、台湾の高雄や台北、イラクのテヘラン、そしてハワイと多くの都市が入れ替わり立ち替わり登場と、かなりワールドワイドなコンゲームが繰り広げられることに。
ただ、問題はここからで、確かにワールドワイドなコンゲームではあるものの、物語が非常に断片的で、登場人物の背景も説明不足、エンドロールで「Iran unit」の文字があったため、実際にイランでロケをしたのだろうが、全く現地の空気感が感じられず、挙げ句の果てに、野原と杏子が数字に色がついてみえるという「共感覚」なる特性を持っているのだが、その設定が全く絡んでこないという体たらくぶり。
せめて決行日へのカウントダウンが、タイムリミット的なサスペンス感を醸し出すかと思いきや、それもなくと、全てにおいてグダグダだったかなというのが正直な感想。
クルマ好きの視点からすると、野原の愛車がバンデン・プラのプリンセスと思しきものであり、そのナンバーが「1696」だったので、思わず野原演じる阿部に合わせた「色黒」かなと勝手に解釈してしまったところが見逃せないポイントなのだが、ラストにそのクルマが異国の地で横浜ナンバーのまま登場してきたのには、もう笑うしかない。
投資によるコンゲームを、コンピュータのディスプレイも含めてワールドワイドに描くなんて面白くなる要素しかないし、ルックも一見悪くないのだが、前述のように記号的にしか登場しないキャラクターに、ぶつ切りな脚本で、良いところが見つからず、全く盛り上がることなく終わってしまったとともに、私が最近観た邦画では関根光才監督『フロントライン』、三池崇史監督『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』、井樫彩監督『愛されなくても別に』、山元環監督『この夏の星を見る』とクオリティの高い作品が続いていただけに残念感しかなく、阿部や菜々緒の汚点にならなければ良いなと思いつつ、平日のレイトショーとは言え、貸切上映だったのも納得な凡作。

今の日本の男は、24時間戦えない。

日台共同製作作品。アジアで共同制作が増えてくるのは、素晴らしい。

物語は、日本、台湾、イラン、ハワイなどで活動する、ハッカーやトレーダーが絡んで、FX市場で動いているAIを騙し、大金を得ようとするマネー系サスペンス。

のはずだったのですが、ドキドキしない。
サスペンス性がなく、登場人物の「想い」が伝わってこないため、ドラマ性もない。狙われる者と狙うものとか、金を得るために騙し合う、とか欲が渦巻く、とか、そういう要素が欠けていて、なぜ、そういう行動に出るのか、わからないまま、進んで行く。また、イランやハワイの登場人物の背景があまり描かれず、どういう立ち位置なのか、わからなかった。
プログラムを組むディテールも、スピード感がなく、凄さが表現されていなかった。うーん。

共同制作ありきで、監督や脚本家に実績のない方を抜擢した結果、何ともならない作品が爆誕してしまった感じ。実行委員会方式もそうですが、監督のクリエイティブや脚本を的確に評価し、製作しないと、こうなってしまう。
2025年7月23日＠Tジョイ京都

• #日台共同製作
• #ハッカー