ハル奮闘篇

ジュマンジのハル奮闘篇のレビュー・感想・評価

ジュマンジ(1995年製作の映画)
3.8
【 感染が下火になったときに オフ会でボードゲーム大会をやりたいと思います 】

 これは、2018年公開「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」と翌年公開の続編の、いわばオリジナルにあたる映画。1995年日本公開、今は亡き名優ロビン・ウィリアムズ主演です!

【 物語 】

 ある屋敷に引っ越してきた幼い姉妹は、屋根裏で「ジュマンジ」と書かれた古いすごろくタイプのボードゲームを発見して、プレイしてみる。ゲームの舞台はジャングル。ダイスの目に応じて進み、止まったマスに書かれたことが実際に起こる不思議なゲームだった。

 ジャンゲルの蚊や猿、ライオンなどが出現。さらには、アランという名のおかしなおじさんも登場! 実はアランは26年前、12歳の少年の頃にこれをプレイしている最中に、ゲームボードの世界に吸い込まれてしまったのだった(泣)。アランと姉妹はプレイでゴールすることでこの悪夢から脱出しようとするが、街には猛獣たちが溢れて大混乱に…。
 
【 ここがオモシロかった 】

 2018年版とストーリーはよく似ているけど、僕に言わせると、決定的な違いは、「新作はコンピュータゲームでアバターになってプレイ、レベルがあがったり、ライフがなくなったり、ということが起きる」のに対して、オリジナルの本作はアナログなボードゲームだと言うこと。ダイスを振ってコマを動かして、その結果、猛獣たちが出てくる、っていうところが楽しいじゃない!? 

 僕はこちらのオリジナルのほうが、より好きでした。(ちなみに、宇宙ものボードゲームが、実際に起きちゃう「ザスーラ」という映画もあって、そちらも楽しいです。)

【 映画の話はそれくらいにして笑(←オイ!) 】

 実は僕、小学生の頃、二人の兄たちとボードゲームで遊んだのがすごく楽かった、という経験があって。大人になってからボードゲーム(略称「ボドゲ」)のコレクションを細々としているんです(もちろん高価なヤツではないです)。

 ボドゲの本場は、ヨーロッパ。特にドイツは「子供も大人も」ボードゲームで遊ぶ、という文化が根付いているらしく、毎年、新作のボドゲが次々に発売されるんです。実際に売れるし、権威ある年間の賞まであって、日本でも結構さまざまなゲームが買えます。

 ドイツのゲームの魅力は、よく考えられたゲームのシステム(ルール)、カラフルで綺麗なデザインのゲームボード、素敵なコンポーネント(コマやカード)などなど。
 タイプも「う~ん」と唸って知恵を絞るものから、せーのでカードを出し合ったらゲラゲラ笑いが止まらなくなるものまで、実に多種多様!

 それでね、本題なんですけど。
 今は、なかなかイベントが開催できないご時世ですよね。そんな中、僕は「コロナ禍が下火になったときに、オフ会としてボドゲ大会を開きたい」という小さな野望を持っているのです。以前、「間宮兄弟」のレビューでチラッとそんな話をしたときに、たとえ軽いノリでも「そのときは行きたい」と言ってくださる方がいて、僕も気をよくして、だんだんその気になりました笑

 僕が神奈川県在住なので、会場はその近くになりますが。なんなら安い公共の宿でもとってもいいし。広い部屋を借り切ってみんなでゲームしたら、ちょっとした「大人の修学旅行」みたいで、きっと楽しいだろうなあと思うんです。そのときは、我が家から選りすぐりのゲームたちをたくさん持参します。

 今後「感染者数が少なくなった、今がチャンス!」っていうタイミング到来と思ったら、レビューなどで参加者を募りますので、関心があって、来られる状況にありましたら、ハルまでお声がけください。
 クリアすべき課題もいくつかあるし、簡単とは思ってないけど、いつかできる、そのときを楽しみにしています!