ハル奮闘篇

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のハル奮闘篇のレビュー・感想・評価

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【 2022年外国映画マイ・ベストテンを選びました 】
【 レビューが100本になりました 皆さんに感謝! 】

*2021年12月~2022年11月に日本公開された外国映画が対象。
*「本日時点での僕の好み」です。作品の優劣とは無関係。見逃した良作も山ほどあると思います。
*日本映画マイ・ベストテンも近いうちにレビューにて。
*「フレンチ~」のレビューは後段で(笑)

(1) ウエスト・サイド・ストーリー(♪トゥナイトで嗚咽するなんて)
(2) Coda コーダ あいのうた(今も胸に残る♪Both sides now)
(3) トップガン マーヴェリック (エンタテイメントの極み)
(4) ベイビー・ブローカー (一人親を孤立させないこと 子供たちに君は生きる価値があると伝えること)
(5) 帰らない日曜日 (映画的とはこういうことだ)
(6) ベルファスト (少年時代の思い出を描き 現在の世界も描く)
(7) ラストナイト・イン・ソーホー (きらめく映像と音楽にときめきっぱなし、ホラーなのに)
(8) RRR (サービス精神旺盛 過剰なほど!?)
(9) スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム (全作観てきて良かった)
(10) ドント・ルック・アップ (現実味があり過ぎるブラックコメディ)
(次) レイジング・ファイア (香港の民主化運動弾圧に 師匠はきっと怒っている)
(次) 林檎とポラロイド (これから出てくる監督)

(監督) スティーブン・スピルバーグ(ウエスト~)
(主演女優) エミリア・ジョーンズ(Coda)
(主演男優) ソン・ガンホ(ベイビー・ブローカー)
(助演女優) ジェニファー・コネリー(トップガン~)
(助演男優) コリン・ファース(帰らない日曜日)

(ひとこと) 6位まではどれが1位でもいい良作揃いでした。PTA監督「リコリス・ピザ」未見が心残りです。


【「フレンチ・ディスパッチ~」のこと】

 ウェス・アンダーソン監督の10作目だそうですね。数えたら7本を観ていました。本作、ビジュアル(カメラワーク、色彩設計、セット、構図)では、監督作のベストなのでは? 
 この監督、まぁとてつもない天才ですよね。僕にとって、この映画を味わい尽くすには、知性・ユーモア・芸術的センスのすべてが足りない(本当は僕が感じているよりスゴイ映画のハズ)ので、今回はテン選出の対象外にしました。まぁ、毎度のことなんですが笑
 ただ、大好きなんですよ。月並みですが「キレイ、可愛い、おしゃれ!」笑 頁をめくるようにイラストを眺めるだけでもうっとりしちゃう。 加えてサブカルへの愛もしっかり感じました。
 ちなみにこの監督作では「ダージリン急行」が好きです。