たけちゃん

12モンキーズのたけちゃんのレビュー・感想・評価

12モンキーズ(1995年製作の映画)
4.5
この地球で次に滅亡するのは人類よ!


テリー・ギリアム監督 1995年製作
主演ブルース・ウィリス、マデリーン・ストウ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、3月19日は「ミュージックの日」
「3(ミュー)、1(ジッ)9(ク)」です。
1991年に日本音楽家ユニオンが制定しました。
この日に合わせてイベントも実施されているようですが、今年、何が行われたのかは分かりません。
ゴメンチャイ(。>ㅅ<。)💦


そして、もう1つ。
今日はブルース・ウィリスの誕生日でもあるんですよ~。
1955年3月19日生まれ、64歳ですって。

なので、ブルース・ウィリス出演作で、音楽が印象的なものを観たいなぁと考えたんですが、なかなかピンと来ない(‐ω‐;)

1番は「パルプ・フィクション」ですがレビュー済。
「アルマゲドン」は別の機会に取ってあるし、「ダイ・ハード」はクリスマスでしょ、と(笑)
ブルース・ウィリス自身はミュージシャンでもあるのに、音楽映画には出てないんだよねぇ。
おすすめありましたら、情報求む( •̀ω•́ )و✧



なので、今年はこちらにしました!
「12モンキーズ」🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒
テリー・ギリアム監督作のSF映画です。
めちゃめちゃ面白いんですが、これは何か語っちゃうと面白さ半減なので、たけちゃんのレビューとは思えないほど、何も語らずに終わります!
とにかく辛抱強く、観て!頭使うよ(笑)
あっ!あと、ブラピが凄いよ!必見(*´﹀`*)フフッ♪



ただ、「ミュージックの日」なので、これをやらずには終われません。音ネタ💩ウンチクン\(^o^)/

「12モンキーズ」の主題となっている曲は、アルゼンチンのバンドネオン奏者で、タンゴの革命児と呼ばれたアストル・ピアソラの「プンタ・デル・エステ組曲」。
この曲、なんとも素晴らしいですよね~。
バンドネオンの音色が物悲しくて、映画にピッタリでした。チャラ、チャラ、チャッチャララ~。


エンドロールで流れるのはルイ・アームストロングの「What A Wonderful World(この素晴らしき世界)」です!
ルイ・アームストロングってサッチモの愛称で知られるジャズミュージシャンですが、トランペットばかりでなくスキャットなどでも評価が高く、マイルス・デイヴィスは彼のことを「アームストロングは喋りまでジャズになっている」と評したほどです。この曲の作曲者はボブ・シールで、ベトナム戦争を憂いて書いた曲だそうで、1967年に発表されました。
もう、あのしわがれた声がたまりません( ˘ ˘ )ウンウン

この映画のラストにこれをもってくるところも、テリー・ギリアム監督の皮肉が効いていて、なんとも言えぬ切ない思いがわきます。



「ミュージックの日」に相応しい作品は他に沢山ありますが、SF映画としては非常に面白いので、先入観なしにご覧下さいませ( •̀ω•́ )و✧