チキチキバンバンは私たちの友だち！
ケン・ヒューズ監督 1968年製作
原作イアン・フレミング、脚本ロアルド・ダール
主演ディック・ヴァン・ダイク
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、12月13日はディック・ヴァン・ダイクの誕生日です。そこで彼の主演作「チキ・チキ・バン・バン」を取り上げたいと思います！
……と、その前に
【ディック・ヴァン・ダイク】
1925年12月13日、アメリカのミズーリ州で生まれました。なんと今日で96歳です。凄いなぁ。生きる伝説だよね。
でも、映画の出演作、少ないんだよなぁ……｡テレビがメインフィールドだったようですが、あまり目に出来ませんでした。
僕はそもそも「メリーポピンズ」が出会いだし、それ以降も「ナイト・ミュージアム」で再会するまで全く観てませんでした。
実際、「メリーポピンズ」とチキチキしか観てないっていう僕のような人、多いんじゃないかなぁ……😥
ウォルト・ディズニーが「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」を観て声をかけたというけど、この作品、日本では放送されてたんですかね？僕は全く知らないですよ。
まぁ、そんなことはおいておき、今日はディック・ヴァン・ダイク大好き！だけで進めていきたいと思います(ˆωˆ )ﾌﾌﾌ…
さて、映画です。
昔、観たことがあると思っていましたが、全くストーリーに覚えが無かった😱
「チキチキバンバン」の歌がお馴染み過ぎて、観たと思い込んでいたのかも……。年なのか？😱
でもね、ディック・ヴァン・ダイクが主演なこともあり、「メリーポピンズ」のバートの歌と踊りをずっと観ていられる幸せを感じますよね。
歌もシャーマン兄弟によるものだから、手触り……というか耳障りが一緒で、初めてとは思えない馴染み具合(笑)。「メリーポピンズ」が好きなら、間違いなく今作も好きだよね。
それにしても、イアン・フレミング原作とは知らなかった(￣▽￣;)。オープニングクレジットにしっかりとIan Fleming'sって書いてあったね(ˆωˆ )ﾌﾌﾌ…
実はこの映画の製作はアルバート・R・ブロッコリで、この人「007シリーズ」のプロデューサーなんですよね。だから、007関連の人がたくさん出ています。イアン・フレミング原作を持ってきたのもその関係ですね。
ボンバースト男爵を演じたゲルト・フルーベは「007ゴールドフィンガー」のゴールドフィンガーですからね。でも、特典で語られていましたが元々は大道芸人もしていたらしく、映画の中でもパントマイムっぽい演技を披露していましたね。
他にQ役で知られるデズモンド・リュウェリンも出ていましたよ。
イギリス映画らしいエスプリも効いていて、めっちゃ楽しかったなぁ。あと、めっちゃファンタジー映画でミュージカル映画でした。だから、僕の好きが詰まっていましたよ( ˘ ˘ )ｳﾝｳﾝ
夢の車チキチキバンバンは海の上も走り空も飛ぶんだけど、そりゃまるでボンドカーだ。なるほど、ここはイアン・フレミングの趣味なのかな？
しかも、ナイト2000よろしく自分の意思で動く車ですから、確かに友だちだ(ˆωˆ )ﾌﾌﾌ…
それと思ったのは、発明家ポッツの家はティム・バートン監督作「シザーハンズ」の博士の家かBTTFのドクの家のようだったよねぇ。あの原型なのかな？おもしろかったヽ(*^^*)ノ
あの発明品はローランド・エメットという方のものらしいんだけど、ドクの名前の"エメット"って、ここから取ってたの？
ブロンド美人のトルーリー役サリー・アン・ハウズは歌も踊りもすごく上手😃👏✨。この作品でジュリーアンドリュース並の人気が出ておかしくなかったのに不思議だなぁ。歌も良かったけど、特におもちゃの人形に扮して踊る場面とか素晴らしかったよねヽ(*^^*)ノ
ディック・ヴァン・ダイクのダンスシーンで1番好きなのは「ミー・オー・バンブー」で竹竿を持って踊る場面です。ここは「メリーポピンズ」のシーンを彷彿させるよね。振付師は「メリーポピンズ」で組んだマーク・ウッドとディー・ディー・ブロウをディックが呼んできたらしい。そりゃ息もピッタリなはず！
ボンバースト男爵の屋敷でおもちゃ箱から出てくる場面も好き。あそこは「オズの魔法使い」のカカシがやりたくて、好きに演じさせてもらったらしい。ディック・ヴァン・ダイクの個性が生かされていましたよ。
もちろん、トルーリーも最高で歌も良きです！
ラストはファンタジー映画らしく、しっかりとハッピーエンドで幸せ。僕はハッピーエンドが好きなんですヽ(*^^*)ノ
はぁ、楽しかった！
ファンタジーにミュージカルがお好きなら観ないという選択肢はありません。ディック・ヴァン・ダイクの誕生日にいかがですか？
ディック、96歳のお誕生日おめでとうございます🎉🎉🎉。まだまだお元気で！
