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陽なたのファーマーズ フクシマと希望

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陽なたのファーマーズ フクシマと希望の作品紹介

陽なたのファーマーズ フクシマと希望のあらすじ

〜たべもの、でんき、笑顔も自給〜 原発事故から復活し、エネルギーづくりを始めたファーマーたちの物語。福島県二本松市を中心に新しいかたちの農業を実践し、広めようとする若き農業者たちに迫った約2年の記録。新規就農からの成長、命を育ていただくこと、家業の継承、農とエネルギーを体験する学生など、あらゆるシーンで笑顔が咲くファーマーズ・ドキュメンタリーが誕生した。『原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち』の小原浩靖監督作品。

陽なたのファーマーズ フクシマと希望の監督

小原浩靖

陽なたのファーマーズ フクシマと希望の出演者

近藤恵

樋口英明

大島堅一

原題
公式サイト
https://hinata-movie.com
製作年
2025年
製作国
日本
上映時間
98分
ジャンル
ドキュメンタリー

『陽なたのファーマーズ フクシマと希望』に投稿された感想・評価

はみ
-
※ドキュメンタリーなのでスコアを付けるのは控えます。

ポレポレ東中野にて鑑賞
原発事故で放棄されていた農地を復活させるために、農地上で発電するソーラーシェアリングによって自分たちで電力を作り、作物を作る新しい兼業農家のカタチを追ったドキュメンタリー。
原発への反骨精神もあると言う。
作物の他にも牛を放牧し牧草だけで育てるグラスフェッドビーフも生産している。草取りは牛だけでなく、ペットショップから大きくなりすぎて譲り受けたゾウガメも活躍している。試行錯誤を繰り返し、着実に農家として成長している若い担い手…頼もしい!
太陽光発電の是非が問われる今、山林を大規模伐採しメガソーラーを推進する政府関係者にこそ観て欲しい映画かと…
なお、上映後、小原浩靖監督の舞台挨拶がありました。
3.6
「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。」
前作『原発を止めた裁判長』でおなじみの樋口英明元裁判長が読み上げる判決文は、単なる法的判断を超え、国土とそこで暮らす人々の営みを守るという強い保守的な思想と深い愛国心を感じる名文だ。

本作は、その思想を体現するかのようにソーラーシェアリングに挑む農家たちの姿を豊かな自然と共に映し出していく。光と影のコントラスト、四季折々の田畑の表情、そこで汗を流す人々の横顔――どれも美しい。

しかし、期待していたほど深くは掘り下げられていない、というのが正直な感想だ。前作の原発事故の解説がなくなった分、今作では個々の人となりやソーラーシェアリングそのものに焦点を当てると思っていたが、時系列に沿って出来事が淡々と並べられているだけで、味の薄い幕の内弁当に感じられた。

定点観測で植物や動物の成長を追うような演出、登場人物の苦労や喜び、ソーラーシェアリングの現状や課題、普及しない理由がわかるよう慎重派な専門家や官僚の意見、海外での事例など、多角的な視点が一つひとつへの深掘りがあればドキュメンタリーとしての説得力が増したのではないだろうか。

とはいえ、農業と再エネが共存する未来のビジョンを、映像美とともに提示してくれた意義は大きい。ソーラーシェアリングという言葉を初めて知る人にとっては、入門編として十分価値がある作品だ。
「太陽光発電のために、景観は仕方ない」
「風評被害を避けるために原発事故に言及できない」
もちろん、遡れば、「便利な生活のためにリスク(原発)も仕方ない」
そういう「◯◯のために××は仕方ない」で起きる摩擦や犠牲に日々傷ついてきた心を癒してくれる映画だった。
「仕方ない」で大事なことを置いてきぼりにせずに、別の方法を探す、それゆえ、最初はうまくいかなくて凹んだり、葛藤することもあるけれど、それでも、こっちだ!と思う道を進む3人がまぶしい。
雄大な風景、葡萄の葉を通して光る陽射し、のびのび生きる動物たち、絵も美しくて、二本松を訪ねたくなった。