「原発を止めた裁判長」では、正直ピンと来なかったソーラーシェアリングがよくわかった。確かに農業、電力という日本の大きな課題を解決する可能性があると思う。
出てくる人たちも役者顔負けの存在感でよかった…
小原監督の前作「原発を止めた裁判長」の続編に当たる作品。
こちらは、農地の上に太陽光パネルを敷いたソーラーシェアリング(営農型発電)を始めた農家たちにフォーカスした内容。
初期投資はかかるものの、…
以前、この農地のことをレビューで書いた記憶があったのだが、監督の前作でした(もう3年前の作品だった)
農業と太陽光発電による売電を行う兼業農家(主に福島界隈)の紹介がメインのドキュメンタリー
ナ…
福島の地でこのドキュメンタリーを観れたということ。これについてフォーラム福島に感謝したい。
そして上映後に福島大学の林准教授と長谷川盛岡大学学長のお話まで伺えよりこのドキュメンタリーの伝えたいことが…
ドキュメンタリーとして見応えがあった。
ただどうしても牛を名前付けて育てた後に機械的に出荷、あまつさえ調理された肉を皆んなで和気藹々と堪能する場面で、何だかモノの捉え方でこの人達とは価値観が共有でき…
タイトルになってる「陽なたのファーマーズ」の「陽なた」には、もちろんソーラーパネルの太陽光の意味もあるし、原発事故で日陰に追いやられた福島の一次産業と従事者たちのカウンターパンチ的な意味合いもあるん…
>>続きを読む小原監督作品 追いかけてます
明るいドキュメンタリー
ハートウォーミングコメディを観たような不思議な感覚。
大変な取り組みを、大きな志で超えて行こうとする登場人物の皆様は
俳優さんも顔負けの、演技で…
小原浩靖監督の最新作。
前作、「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」でも出てきたソーラーシェアリングに絞って追った映画だ。
設置場所の自然破壊の問題とか、ソーラーパネル廃棄時の問題とか…
今もまだ1日200台の除染物質を運ぶトラックが走っていること、ソーラーシェアリングに挑戦していてもまだまだ農業だけでは十分な収入を得られないこと、福島の農家自身がもう完全に作物は安全だとは言えないこ…
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