
「去年のやつ、まだつくかな」 幼馴染の流と涼。流の恋⼈の菜奈。 三⼈は河川敷に集まり、花⽕に⽕をつける。 就活に追われる流と涼は、重ねてきた時を経て、それぞれ社会へと出ていく。 変わってゆく⽣活。交わした⾔葉。 ⾒えない声と、聞こえない表情。 再び⽕をつけようと落としたその⽬の先に彼等は何を⾒ようとしたのか。 下された結末に浮かび上がった彼等の夏は何も終わっていない-。
大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。 この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子と退屈な日々を送っていたが、琴子が…
>>続きを読む幼い頃に両親を亡くし、育ててくれた祖父をも失った波(清水尋也)は、祖父のある言葉だけを胸にしまい世界から心を閉ざしていた。 しかし、志村(門下秀太郎)と長岡(田中偉登)と出会い、次第に心を…
>>続きを読む千葉・九十九里浜。実家のサーフショップで働く青年・健一は、不慮の事故で命を落とし、幽霊になってしまう。幽霊になった健一が実家に帰ると、そこには数年前に他界し、健一と同じく幽霊になった父・拓…
>>続きを読む青春時代を共有した親友・薫の死を受け入れられないでいる漣。描き遺された絵には薫の中学時代の同級生「斉木環奈」の姿があった。薫にとって大切な存在であり続けた彼女に薫の死を知らせるべく漣は単身…
>>続きを読む東日本大震災で親友の恭子を亡くした園美は、心のどこかで死を受け入れられず日々を過ごしていた。ある日、学生時代に恭子と埋めたタイムカプセルが見つかる。中には『将来のお互い』に宛てた手紙が入っ…
>>続きを読む運命と呼ぶには静かすぎる出会いで、愛と呼ぶには幼すぎる2⼈だった。 ⾼校3年⽣の夏、携帯電話に残された過去からの留守メッセージに導かれ、佐倉有海は学校⼀の問題児・春川と出会い、恋に落ちた。…
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