サイコスリラーとしても、題材としても魅力あり。終わったあとも考えさせられる。

精神科医のチョイは、人の考えを見ることができる特殊能力をもつ。ある事件をきっかけに、ヤンという人物に辿り着くのだがー。

人は生まれながらにして善なのか悪なのか。
生きることに希望をもてなかったり、劣悪な環境で過ごしている人を解放するのは正義なのかエゴなのか。

含みのあるラストが好み！

JIGGY FILMってアジアのホラー専門の配給会社なのか？

"映画で旅するASIAN THRILLER特集"の2本目。
香港の心理スリラーホラー。

性善説と性悪説の話し。
Googleで調べたら主人公の役名が"Actress"。
劇中の役名は"徐暁静"(字幕では"チョイ")だし、女優の役ではなく精神科医。
なぜこんな役名になってるんだ？

香港でソーシャルワーカーが家族を殺し、自らも自殺を図ると言う事件が起きる。
死にきれず自主してきた犯人の精神鑑定をチョイが担当する事になったのだが、彼女には相手の潜在意識が"見える"能力があって…、って話し。

事件を担当する刑事が、病院でタバコを吸うシーンがあったので、香港ってまだ病院内が禁煙じゃ無いのか？って思ってたら、職員さんに注意されてました。
と言う事は刑事がそう言う事を気にせず、我が道を行くようなあまり良い奴では無いのか？
でもクソ野郎な描写はそこだけで、後は熱心な刑事。
熱心過ぎて周りの事が見えなくなりがちだけど。
世間では普段善人だと思われている人がいきなり殺人を犯す事件がたて続けに起きる。
潜在意識を覗き捜査をすすめると、犯人たちは誰かに操られてる疑惑が出てくる。
と言うか犯人たちに精神疾患があり、同じ精神科医にかかってるのは精神覗くとか関係なく分かってる。
せっかくの主人公の特殊能力がホラー演出として使われてるだけで、あんまり機能してないのが残念。
細かな所まで色々設定はあるみたいなんですが、それの説明が無く、結果として人物描写が薄っぺらで魅力が感じられない。
悪くは無いんだけど、印象に残らない薄味の映画でした。




＊＊＊＊＊＊＊＊＊鑑賞記録＊＊＊＊＊＊＊＊＊
鑑賞日：2025年9月6日
鑑賞回：19:50〜21:30
劇場名：ｼｱﾀｰｾﾌﾞﾝ
座席情報：BOX2 F-6
上映方式：2D 字幕
レーティング：PG12
上映時間：95分
備考：会員料金(1100円)
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NEXT▶︎▶︎▶︎『ﾘﾝｳｰ 霊言 -超常捜査-』

• #2025年劇場鑑賞(に)
• #遠征：大阪編
• #恐怖映画('25)
• #連続ホラー3日目

2025年　382作目
（劇場　220作目）

ASIAN THRILLER特集第二弾。
こちらは香港発！

ストーリーはソーシャルワーカーが同居の娘、妻、母の3人を殺して犯人の自殺未遂から始まる。

精神科医のチョイは人間の潜在意識の中を覗き込める特殊能力を持つ。

チョイの患者クローディアは怯えていて何も喋らないのだが手を握った際に彼女の潜在意識の中が垣間見え、夫からDVを受けてる事を見つけ、家族や警察に話すが取り合ってもらえず。

それはその夫が最初のソーシャルワーカーと同じく対外的にはとても善人だからだ。

善人に見える人間は本当に善人なのか。

取り調べで気づくもう1人の精神科の存在。

その精神科医に殺人教唆の疑いをかけるチョイ。刑事のホー。

他にも患者がいないか色々と探る2人。

老人ホームの職員に目をつける2人だが。

刑事の娘にも魔の手が。。。

なんかね、面白いんだけど、めっちゃ詰め込んでるのよね。
95分に。


でラストはイマイチはっきりしないのよね。
結局罪に問えるのかという。。。
時間長くするか患者減らすか。