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3つのグノシエンヌ
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3つのグノシエンヌの作品紹介

3つのグノシエンヌのあらすじ

小劇場の売れない役者・哲郎と、教師として働く妻・晴との仲は冷え切っていた。愛人の茉莉との逢瀬も、哲郎の欲望を満たすことは無かった。刺激に飢えた哲郎は、新たな舞台の脚本を進める中で、後輩役者の悠介にある話を持ち掛ける。それは、舞台の主役に抜擢することと引き換えに、悠介が架空の人物に成りすまし、晴を口説き落とすというものだった。哲郎はその様子を脚本のネタにしようとしていた。最初は気が進まなかった悠介だったが、晴と触れ合うにつれて芝居と現実の狭間で心が揺れ動いていく。一方で哲郎は、自分には見せない晴の素顔を見て激しく動揺するが―。

3つのグノシエンヌの監督

ウエダアツシ

3つのグノシエンヌの出演者

松田凌

安野澄

岩男海史

前迫莉亜

原題
公式サイト
https://gnossiennes-movie.com/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
103分
ジャンル
サスペンスミステリー
配給会社
アルバトロス・フィルム

『3つのグノシエンヌ』に投稿された感想・評価

※そろそろ直るかな。

江戸川乱歩の『一人二役』という小説を原案にした作品。
『3つのグノシエンヌ』というのは、昔の作曲家サティが1890年代ぐらいに作曲したピアノ曲。

というだけで、文学的にかなりややこしく難解だったり、抽象的な作品かと思いきや、話が普通に面白くて観入ってしまう感じだった。

「これは“不倫”に入るのか?」
まさにそんな話。

冷めた夫婦。
不倫やら奔放に過ごす夫。その夫に興味すら湧かなくなってきて嫌悪感すら持ち始めている妻。でも、だからといって何か決断を下すわけでもない夫婦。

「刺激が欲しい」という売れない役者の夫が、弟分みたいな後輩を巻き込んで、自ら脚本を書き、それを実践する、という話。

一言で言うと“NTR”、いわゆる“ネトラレ”。
その弟分に、架空の人物を演じさせ、妻に近づき、妻の興味を惹かせ、彼に自分の妻を寝取らせる、、、、が。

『一人二役』という江戸川乱歩の原作は読んでいないけど、その“架空の人物”が妻に近付き、いよいよ妻が彼に惹かれて事に及ぶその時に、、、妻に目隠しをして男側が入れ替わる。

つまり、夫と違う人が近付いて、その違う人に惹かれるけれど、目隠しされて実際に事に及ぶのは、、、。

だけども、妻は目隠しされているからその“入れ替わり”に気付いていない。
そして、その目隠しされた妻からは色々と正直な気持ちが吐露されていき、それを真っ向から聞くことになっていく、、、。

ということを最初は刺激を求めた夫が望んでやり始めていくと、色んなことに耐えきれなくなっていき、想定外のことも起きたりして、夫の精神も崩壊していくような、、、。

「これは“不倫”に入るのか?」
なかなか面白い設定と話の運び。文字で書くとややこしいけど、映像で見ると結構興味深い。

そして、本作に出てくる役者がそれぞれにクセがある感じのキャラクターで勢いというか強さがあってこの倒錯していく雰囲気に飲み込まれていく。

個人的にはこの弟分のキャラクターというかこの物語における立ち位置がとても良かった。彼のおかげでだいぶ観やすくなっているというか。

結局夫が求めていた“刺激”とは。
結局妻が求めていた“刺激”とは。

“誰が誰を寝とっているのか”、というか、そもそもで寝とっているのか、、、段々と混沌としていく人間模様。

拗れた狂気の中に、臆病さなどの人間の弱い部分が滲んでいる。

勢い勇んで新しい風を吹かそうと自分のやりたいことをやっているようで、新しい風が吹いたら吹いたで「それじゃない」となる。
この辺が、ある意味、人間らしい。

そして、結局はあれこれ考えたり仕組んだところで“体の相性”に勝るモノはあるのか、とか考えてしまうような一周して男女の本能的な部分もある物語。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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『matchypotterと映画の秘宝』
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
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F:2829
M:25
これは掘り出しモノだぞ…。

個人的には非常に面白い作品でした。途中までは日活ロマンポルノみたいな感じでしたが、クズな主人公(夫)が自業自得で壊れ始める中盤以降は、自分の好みである「破滅の美学」を感じさせてくれる作品。乱歩作品が原作であることは知りませんでしたが…なるほど、ベッドシーンでの異様すぎる状況は、現代版・乱歩ワールドにも思えました。虚構(舞台)と現実(葬儀場)が入り混じるラストシーンも、ひねりが加えられていて良かったと思います。壊れているモノをさらに壊してこその「破滅の美学」ですよ(…我ながら性格悪いなw)。
3.0
舞台挨拶付き鑑賞。
ちょっと切ない気持ちになりました。舞台挨拶で、現実にありうることとしてリアルに演じたと言ってましたが、現実にあってほしくないです。
原作とラストが違うようですが、原作の方がいいかな。