何が起きるか息もつかせぬ映画って感じ。江口のり子の演技が上手。
原作小説は未読です。余白の多さが余韻をもたらすけど、意味のある余白ばかりではない印象もある。
もはやホラー映画のように、何が出て来る…
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桃子を観てて、怖いなって思うけど、わかるとも思ってしまった。
誰かに愛されるとか、大切にされるとか、そういうものがないと人って簡単に壊れてしまうのかもしれないと感じた。
特に桃子は愛されると思って…
映画化もされている「悪人」(2011年)、「怒り」(2016年)の吉田修一による同名小説を、「さんかく窓の外側は夜」(2021年)の森ガキ侑大監督が映画化した作品。吉田修一さんの小説は「怒り」など何…
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"決定打"が来るまでの日常シーンの不穏さや、その中でギリギリ耐えられている主人公に移入させられてしまう描かれ方がすごく嫌〜!(良い〜!)と思った。みんな少なからずそういう経験をしたり、そんな心境にな…
>>続きを読む話を聞いてくれない旦那、意地悪すぎない義母、企画を見てくれない上司、そして神経質すぎるのか生真面目なのか狂っていく桃子。途中から画面が歪んでいくような感覚で観た。チェーンソー出てきてからはずっとハラ…
>>続きを読むギリギリ滑り込み鑑賞。
小さなシネマで日曜日の18時から。
ほぼ江口のりこの演技力で持ってるんだけど、その主人公は言葉数は少ないのに感情の表現が厚みがあって細かい。
女性という生き物は、ある一定…
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