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ブラックホールに願いを!の作品紹介

ブラックホールに願いを!のあらすじ

見えない壁を乗り越えろ!!!! ホールの研究を行う「人工縮退研究所」の総務部職員として勤めていた。ある日、同研究所の赤城容子教授(⿃居みゆき)が見えない時間の壁「ボブル空間」を作り出し、3時間後に時間犯罪を起こして人類に復讐することを予告する。研究所のほとんどが機能しなくなった中で偶然にも難を逃れた伊勢田は、事件解決のカギを握る同研究所准教授の吉住あおい(吉見茉莉奈)をボブル空間から救出することを決意。次々と発生するボブル空間により崩壊していく世界。果たして人類滅亡を阻止することができるのか。

ブラックホールに願いを!の監督

渡邉聡

原題
公式サイト
https://bh-movie.studio.site/
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
116分
ジャンル
ドラマSF

『ブラックホールに願いを!』に投稿された感想・評価

OSHO
4.3
2023年6月24日
高円寺のシアターバッカス
で監督の渡邉聡さんのティーチインのもと鑑賞。

やっとFilmarksに『ブラックホールに願いを!』がアップされたのでレビューが書けます!

SFマニア⁈の私にとってどストライクの空想科学映画でした。

ブラックホールと時間操作がテーマ。
ブラックホールが登場する映画は過去にもたくさんあるけど、ブラックホールを過去一にうまく使っている映画だと思いました。

天才科学者の役が鳥居みゆきさんで、冒頭はやや心配したものの、終盤の展開も含め、鳥居みゆきさんのキャスティングも正解だったと思う。
その鳥居みゆきさんが全人類への復讐として、地球の時間を歪めてしまう。それをなんとか解決しようとする科学者たちと一人の事務職員(吉見茉莉奈さんと米澤成美さん)の物語。

低予算のSF映画ってストーリーが弱いか、特撮が弱いかなんだけど、この映画はSF的要素も、ストーリーも、特撮も全部問題なかった。

マニア制作なので、人間描写の部分はちょっと弱いかな…というところもあるけど、ブラックホールの使い方と特撮の良さの勢いで見られる。

SFマニアにはおすすめしたい映画です!

※映画そのものはFilmarksさんにアップされたけど、映画館(高円寺シアターバッカス)はFilmarksさんにアップされていなかった。世間では映画館と認識されていない映画館なのか…
※ご縁があり、視聴!

『ブラックホールに願いを!』

〜あらすじ〜
西暦2036年。緊張すると声が出なくなってしまう“場面緘黙症”を抱えた伊勢田みゆきは、人工ブラックホールの研究を行う「人工縮退研究所」の総務部で働いていた。
ある日、同研究所で“ブラックホールを使って時間を停止させる”という犯罪予告が、有名教授から発信される。研究所が機能停止に追い込まれる中、偶然助かった伊勢田は、そのSF犯罪に巻き込まれていくことになる。

〜感想〜
この映画、空想特撮映画の名に相応しいです!
怪獣や巨大ロボではなく、“ブラックホール”や“空間そのもの”という、見えない・掴めない災害を特撮で描く発想がまずグッとくる。しかも世界規模の「時間犯罪」というスケールの大きい出来事を描きながら、物語は“世界を救うヒーロー”ではなく、あくまで「普通の人=伊勢田」が、自分にできる範囲で奮闘するヒューマンドラマとして進んでいく。このバランスがとても良かった。

伊勢田が“声が出ない”というハンディキャップを抱えながらも、勇気を振り絞って動き出す姿は本当に刺さる。こういう“凡人の努力”の物語が好きなので、展開としてもすごくハマった。
そして、その人間ドラマをしっかり支える特撮映像とSF設定が、本作の魅力をさらに底上げしてくれている。「空想特撮映画」というフィルター越しに観ると、純粋に“特撮が好き/映画が好き”な気持ちがぐっと高まる。

設定としては「人工ブラックホール」「時間が遅くなる/止まる空間」というSFギミックがあるものの、説明過多にならず、あくまで人間ドラマを軸に展開していくのが良い。スケールがどれだけ大きくても、核になるのは“人”というところが熱い。
映像面でも、特撮好きが思わずニヤッとするカメラワークが多くて、そこも嬉しいポイントだった。

総じて、「空想特撮映画ってこういうことだよな!」と素直に思えた一本。特撮/SF/人間ドラマ好きに自信を持っておすすめしたい。観たあと、誰かと語り合いたくなる作品です。

※公開前のため、評価(星)つけてません。公開後につけます!
no58
5.0
いや〜驚いた。
時間が分断されるというあまり見たことない設定で、めちゃくちゃ面白かった。

こういう信じられないほどの熱量を持った作品が、急にぽーんと現れるから映画の世界ってほんと面白いなぁと思った。
これを若手監督たちが作ったことにただただ慄く。

役者さんたちがよかったなぁ。みんなそれぞれ印象深い。米澤さんは難しい役だったと思うけど、話しかけられた時の怯え方とかすごかった。

個人的にブラックホールとか素粒子とか大好物なので(霧箱大好き!)もうそれだけで尊い気持ちになり胸がいっぱい。
ここは…めちゃ素晴らしい場所でロケしてるやん…最高。という気持ちになる。
でも物理とか苦手でも全然大丈夫な感じでした。人間模様がメインだと思う。

場面緘黙症をうまく組み合わせながら、ラストに向かうまでの疾走感と、終末のカタストロフィが素晴らしい。
あの月を見た瞬間に辿り着く結末に、とんでもない達成感と突き抜ける清涼感を感じて胸が震え、じわりと泣ける、とてもよい作品でした。

これはきっとハッピーエンドだよ。この世界の何を失っても、誰が言おうと絶対に。