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キャトルミューティ玲子
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キャトルミューティ玲子の作品紹介

キャトルミューティ玲子のあらすじ

「玲子に惚れると玲子しか見えなくなる」 私立探偵の鈴谷は脱走したペット捜索や不倫調査などの仕事をしていた。ある日、奇妙な依頼が入り調査を進めるが「玲子」という女の抗えない魅力に脳を支配されていく。

キャトルミューティ玲子の監督

山口改

原題
製作年
2025年
製作国・地域
日本
上映時間
77分
ジャンル
コメディ恋愛SFファンタジー

『キャトルミューティ玲子』に投稿された感想・評価

ほぼ予備知識ゼロでの劇場鑑賞。インディー系の作品はあまり見る機会がないため、客観的に評価(フィルマのスコア付け)自体が難しいのだが、作り手の熱量は感じたし、シンプルにエンタメとして面白かった。

映画の冒頭に「キャトルミューティ」という言葉の意味(語源)がテロップで示される。僕はその意味を知らなかったので、観る前はインディー的な突き抜け方のスラップスティックかなと勝手に予測していたのだが、その方向とは少し違っていた。ただ結果として僕は、そうした予備知識がなかった事で、本作の意外性のある物語をより楽しめたように思う。

作品全体については、物語自体の面白さと、俳優陣の熱量のある演技のどちらも良かった。撮影(画づくり)の面で大きな特徴を持つ映画では無かったと思うが、(かなりどうでも良いところだが)成人男性って車のマドから車内に入れるんだ、とか、ノートパソコンって思いっきり力を込めるとああいう風に破壊されるんだ、とか、そんなディテールも僕は面白かった(ある意味での映像的なダイナミズムを感じた)。

もう少し映画本来のことに関して登場人物の点から言うと、この映画には「ヒロイン」が二人登場する(「2種類のヒロイン」と言ってもいい)。一人はタイトルにもなっている「玲子」(前田茉羽)で、もう一人は、主人公男性が思いを寄せていた「ルナ」(米村真理)。このダブルヒロインの構造が、本作の展開をダイナミックで魅力的にしていたように思う。

おそらくは意図的なことだと思うが、撮り方(撮影や演出)として、怜子については「なんでこの女性に、世の男どもの脳が『侵略』されちゃうんだ?」と感じさせるような撮り方。平たく言えば「身勝手そうで、性格が良く無さそう」な女性。

ルナについては、いかにも「恋に奥手な男性」が「惚れてまうやろ」なウブで可愛らしい女性。上との対照で言えば「けなげな、性格が良さそう」な女性。

物語としては直接的な三角関係の構図にはならないのだが、(主人公視点での)この二人の描き分けが面白かったし、この二人の画面への登場のさせ方も対照的で、それぞれに凝っていて楽しかった。

誉めてばっかりでもなんなので、個人的にやや減点ポイントもあげると、80分弱の映画にしては少し長く感じたところはあった。欲を言えば(ネタバレになるので具体的には避けるが)「キャトる側」のパートをもう少し整理するか刈り込むかすると、よりシャープなエンタメになったかもなあという気はした。
4.2
【恋に落ちる人間は愚かしくも愛おしい】

「玲子を探してほしい。でも、玲子は会う男全てを魅了する。きっと貴方も玲子に惚れる」奇妙な依頼がきっかけで探偵は恋の迷宮に迷い込み......

インディーズ映画祭CINEMA JAM vol.1に詰めかけたお客さんを魅了し、圧倒的な支持を集めて観客賞(唯一の賞のため実質グランプリ)を獲得した、SF×ラブコメ×ハードボイルド!

この作品、なんといっても熱量がすごい!意地でも観客全員を楽しませるために、あの手この手で多彩な“オモシロ”を繰り出していく。
だから、安心してもらっていい。リラックスして席に座っていれば、77分間エンターテイメントを味わうことができる。

たくさん笑った先には、恋に翻弄された過去を思い出すかもしれない。だが、それもまた「俺って愚かだったなぁ」と笑い飛ばせるだろう。
私自身、昔の自分をほんのちょっぴり愛おしく思えるようになった。

それでいて、鑑賞後に振り返ってみると、なかなか深いんだなぁ、この映画。

というわけで、皆さんにも『キャトルミューティ玲子』に出逢ってほしい。今はまだ、CINEMA JAMの特典である【1週間限定公開】しか決まっていない。
だが、本作に惚れてしまうお客さんが続出するのは目に見えている。すっかり惚れてしまって盲目になっている私にも、そんな未来ははっきり見えている。

アナタも恋してみませんか?

☆2025.9.26より菊川Strangerにて1週間限定公開!
※↑は映画祭受賞のご褒美上映であり、2026年に劇場本公開できるよう頑張っていきたいと言っていました。応援してます!
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3.5
面白かった。
こういった世界観が認知レベルで狂っていく物語だと、大体主人公だけが正気だったりするけど、本作はクライマックス手前の駐車場に至るまで、主人公も玲子に洗脳されている。そのおかげか最後の最後まで、楽しくクレイジーな展開が続くので楽しめる。
友人を先に正気に戻して"解放条件"をやんわり提示。そのおかげか――クライマックスにほとんど理屈なんてないけど――「本当に好きな人がいるから!」という展開だけで納得感があった。番台の話は意味不明です。


玲子が"理想の相手"なのは、劇中で皆「顔」の話ばかりしていたのに反して、永遠に追いかけさせてくれる相手だという点だからだ。
追いつけないからこそ、中身を知る必要もなく、失恋や関係性の構築に至る必要もない。それは陰謀論が途方もなく、非現実的で直面しようのないところに、ゴールが設置されたりするのに似ている。
そういう点で、併走するアルミホイルパートと玲子パートはリンクしていく。(猫がなんで消えてるのかはちょっと分かりません)

前半は主人公の注意散漫な感じが演出されていてよそ見ばかりしている。しかし玲子以降、全部が玲子に見えてくる。、前半の注意散漫感が良く効いてて、むしろ前半以上に「注意散漫」で挙動不審になっていくのも良かった。
椎名町の肉そば美味しいよね。