あれ？Netflixで終わってる

〓映画ＴＫ３６５／１３５９〓
◁ ２０２５▷

▫“無害”な死者 -ネット特定班が突き止めた身元不明者の正体-
▫配信／Netflix
▫️Y!レビュー ☆☆☆☆☆未評価
▫️Ｔ Ｋ評価：★★★☆☆３.０
▫️映画ＴＫ通算： ６３５９本
▫️Filmarks通算：５２６３本

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身元不明の死体、インターネット上で話題になり身元を探そうと様々な憶測が飛び交う…

事件の顛末より探偵気取りの2人がエグかった
良い事をしてるという野次馬根性、足の引っ張り合い、身元を探すという目的がいつの間にか自分のためにと手段に変わっていてうわ〜…😅

2018年7月にフロリダの湿地帯で身元不明の男性の遺体が見つかった。地元警察は、遺体の指紋や犯罪者DNAのデータベースで照合したが、何もヒットしなかったので、似顔絵や所持品を公開して情報を求めた。すると、「Mostly Harmless」というトレイルネームのハイカーだったことが分かった。しかしその後の捜査は難航。有志の市民によるインターネット探偵の協力により身元が判明したのは遺体発見から2年以上もたってからだった。いったいどういう人物だったのか…

というドキュメンタリー。地元警察は遺体の身元を捜査していたが、このケースでは他殺の証拠はなかったので優先順位が低く、DNA検査の予算が下りなかったこともあって、捜査が長期化した。結局インターネット探偵が呼び掛けたクラウドファンディングで2020年になって検査が実現し、身元判明につながった。

インターネット探偵はボランティアで有象無象が集まってくるので、統制はとれないし、無関係な人を誤認して大迷惑をかけるなど、ロクでもないこともたくさんしていた。しかし彼らがいなければこの人の身元は分からなかっただろうと思う。探偵同士のえげつない争いも含めて興味深く見た。

身元が分かって良かったかどうかは、また別問題というか、結果的には分からないほうが故人にとっては良かったのかもしれないが、それも、この人が誰だか分かったから言えること。

顔写真や動画が公開されていたにもかかわらず、2年間にわたって、たびたびニュースになっても身元が分からなかった理由が最後に分かる。意外でもあり、言われてみれば…というものでもあった。