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殺し屋1 4K
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殺し屋1 4Kの作品紹介

殺し屋1 4Kのあらすじ

安生組組長が、組の資金、3億円とともに突然姿を消した。組長から与えられる暴力を愛していた究極のマゾ、垣原(浅野忠信)は、組長が何者かに拉致されたが、まだ生きていると信じて歌舞伎町中を執拗に探し始める。やがて、イチ(大森南朋)という殺し屋の存在を知り、その殺しぶりに恋心にも似た興奮を覚える。「早くイチに会いたい」「殺られる前の絶望感を味わいたい」と何度もすれ違いながらイチとの遭遇に胸躍らせる。そして、二人の出会いの時は刻一刻と迫っていた…。

殺し屋1 4Kの監督

三池崇史

原題
公式サイト
https://koroshiya1.jp/
製作年
2001年
製作国・地域
日本香港韓国
上映時間
128分
ジャンル
アクションバイオレンス
配給会社
鈴正、weber CINEMA CLUB

『殺し屋1 4K』に投稿された感想・評価

kuu
3.7
『殺し屋1 4K』
製作年 2001年。上映時間 128分。
映倫区分 R18+ 
製作国 日本・香港・韓国合作
劇場公開日 2026年5月15日
その他の公開日:2001年12月22日(日本初公開)

山本英夫の同名人気コミックを三池崇史監督のメガホンで実写映画化したバイオレンスアクション。新宿・歌舞伎町のヤクザマンションを舞台に、狂気に満ちた男たちが繰り広げるシュールな戦いを徹底した暴力描写で描き出す。

歌舞伎町ちゅう街の最暗部に巣食う、どす黒い欲望の臓物を白日の下に引きずり出したかのような映画、それが『殺し屋1 4K』。
このスクリーンにぶちまけられた狂気は、生半可な覚悟で浴びていい代物じゃない。
兎に角、全編にわたって人体損壊、拷問、性的暴行といった過激な描写が続くため万人に勧められる映画ではないかもしれないし、4Kで綺麗になった分、グロテスクさが倍増していて、悪趣味が過ぎるのも苦手な人には目を背けたくなるかも。
だが、その過剰な血飛沫の向こう側には、人間の本質を揺さぶる底知れぬ深淵がぽっかりと口を開けている。

この血の饗宴において、役者陣が魅せる魂の削り合いは凄絶の一言に尽きる。
浅野忠信の垣原は、映画史に残るレベルのマゾヒスト&純粋悪。 
金髪に裂けた口というビジュアルも含め、この当時、彼以外には演じられなかったに違いない。
彼が体現するのは、痛みを通じてしか己の存在を実感できないという、究極の不在の恐怖。
一方で、その対極に位置する、気弱な泣き虫でありながら、スイッチが入ると人間を解体するイチを演じた大森南朋の、あやうい演技が素晴らしい。 
暴力の化身でありながら、内面はただの壊れた子供というこの二面性は、観る側の倫理観を内側からズタズタに引き裂いていく。

暗いシーンの輪郭がハッキリしたため、垣原の衣装の質感や、イチの虚ろな表情の狂気がより引き立っていたし、この4Kという残酷なまでの高解像度が暴き出すのは、ただのグロテスクな肉塊ではない。
それは、社会のシステムからこぼれ落ち、暴力という言語でしか他者と繋がれない者たちの、歪んだ自己確認の儀式。
彼らにとって、他者を損壊し、あるいは自らが損壊されることは、皮肉にも自分が今ここに生きていると云う、最も確かな手触りなのやろう。

確かに、登場人物がどいつもこいつも狂人ばかりで、感情移入できるキャラが一人もいないなんて終わる恐れもなくはないし、ストーリーの整合性よりも、いかに派手に殺すかに特化しすぎている。 
また、終盤の展開やイチの心理描写がやや抽象的で、原作を未読だとキャラの行動原理(特にジジイの狙いなど)が理解しづらい部分がある。 
しかし、山本英夫のエグい原作漫画を、ここまで一切手加減せずに実写化した根性が凄すぎるし、ただグロいだけでなく、どこかコミカルでシュールなテンポ感があり、B級感を突き詰めた芸術の域に達してい無くはない。

今作品の背景にあるんは、世紀末の混沌を引きずったゼロ年代初頭の、出口のない閉塞感と、万物が記号化していく新宿という記号的迷宮。
そこで繰り広げられるのは、物語、つまりロジックの崩壊そのもの。
なぜ殺すのか、なぜ痛みを求めるのか。
その問いに対する明快な答えなど、最初からこの血の海には沈んでいない。
整合性をかなぐり捨てた突進の果てに、映画は観てる側に対して、お前はこの暴力を安全な席から消費して楽しいかと、冷酷なナイフを突きつけてくる。

善悪の彼岸へと叩き込まれる128分。 
それは脳髄に直接アドレナリンを叩き込まれるよな映画体験。 
狂気と笑いは紙一重であり、極限の暴力は時として崇高な喜劇へと昇華する。
その奇跡的な歪みを、この4Kという最悪で最高の映像美の中で、ただただ戦慄しながら目撃した。


あらすじ・キャスト
歌舞伎町を根城とする暴力団・安生組の組長が突然姿を消した。組長から与えられる暴力を愛していたマゾヒストの垣原は、街中を執ように探し回る。やがてイチという殺し屋の存在にたどり着いた垣原は、その常軌を逸した殺しぶりを目の当たりにし、恋心にも似た興奮を覚える。

全身金髪で顔中傷だらけの垣原を浅野忠信、気が弱く泣きながら殺人マシーンと化すイチを大森南朋が演じ、塚本晋也、松尾スズキ、SABU、國村隼らが共演。「金髪の草原」の佐藤佐吉が脚本を手がけた。2026年5月に4Kリマスター版でリバイバル公開。
ずっとエログロ。嫌いではないが、原作が大好きだからこそ物足りなさがある。浅野忠信は大大大大大満足!
話の流れが無茶苦茶というか、これは絶対原作読んでないと相関関係すんなり入ってこーへんやろww
ジジイがヤクザ同士を争わせてイチに殲滅させるという内容なのに、設定とか内容かなり省略してたなー。さすがにジジイのチームの関係性とか序盤に明確に提示しないとさぁ…とか強く思っちゃった。だから鈴木(寺島進)もただの可哀想な人(可哀想ではあるけど)で人物の相関図があまりにも見えづらい。
でもサスペンションの再現は最高だった!!
刺激的な演出の数々も胃もたれこそするが、垣原のビジュアルが良すぎるからウケてる映画って印象は拭えない。それくらい垣原が浅野忠信はあまりにもカッコよすぎるなぁ。もっと小汚くてよかったと思うが、劇場版は劇場版で垣原の風貌はイケすぎてる。
全体的に、本作はロケーションとスタイリッシュさに全振りしている印象。

そんで改めて思うのが、やっぱ漫画原作が面白すぎる。あのイカレ具合がたまらんのよ、漫画の出会った時点で終わりの二郎と三郎にはさすがにヤバすぎてドン引き通り越して不快に感じることは幾度かあったが、劇場版は2人とも狂気が全く足りない。見た目も小汚いチビヒゲで、何でそいつにしたんだよって配役すぎる。
さすが三池という人体破壊とやりすぎなまでの流血というグロ表現はチープながらかなり攻めているし高く評価したいが、だからこそサブインシジョンを期待していた…。あんなの絶対実写化するべきじゃないんだけど、ハサミ取り出してサブインシジョン&ピアスを匂わした時に"マジかよやんのかよ!?!?"ってドン引き&ぶち上がりしたのに結局やらず仕舞いでガッカリだよ…。いや勿論めちゃくちゃ見たくないんだけどさ(あれ自分も苦手過ぎるし)笑笑
最後の垣原の改変も酷かったなぁ。殺し屋1って、イカれ散らかした究極のマゾヒストとサディストの満を持しての邂逅、そこから求めていた暴力が快感から恐怖へ変わり逃避して絶望する、この流れが何よりも最高なわけで、それを変えるとは…酷いぜ全く。緊縛姿もなけりゃ、暴力を快感に感じなくなるキッカケでもある陰茎真っ二つもなけりゃ、垣原の落下直前も、手すりにしがみついて正に執着&死への恐怖が欲しかった。なぜそれらをやらなかった!?!?垣原のビジュが良すぎるだけに、余計腹立ってきたかも。。
やはり三池崇史はセンスねぇな、三池はダメだ。

p.s.あ、ちゃんと4K観れて満足はしてます!
【原作とは別物】 

飛び散る血!
クレイジーな登場人物!
容赦のないバイオレンス!

演出も撮り方もオシャレ。
三池監督って、いい時はいいんだけど、悪い時はほんと悪いというか。
個人的に超ダメ映画と認定している「藁の盾」を撮った監督とは思えない(笑)

ただ、原作とこの作品は別物と考えた方が良さそう。主人公のイチ(大森南朋)はなんか影が薄い。逆に、垣原(浅野忠信)は、キモい黒服ヤクザから、超オシャレヤクザになってるし(笑)

ラストの終わり方も全然違う。
そういう終わり方するの…?的な。
垣原の絶望フィニッシュがキモだと思うんだけど、なんでこんな終わり方なんだろう。やっぱり、浅野忠信が主人公になったから?

バイオレンス具合とかはいいんだけど、正直言って消化不良…。

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