たけちゃん

ロッキーのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
4.2
止めたら殺すぞ。おれはやる!


ジョン・G・アビルドセン監督 1976年製作
脚本、主演シルベスター・スタローン


いよいよ今週末公開の「クリード 炎の挑戦者」
前作の「クリード」が、あまりにも素晴らしいスピンオフだったので、本当に期待しています。特に、続編があのドラゴの息子が相手となると嫌でも盛り上がるし、復習も必須ですよね。
そこで、やります!
シリーズ「クリードへの道」\(^o^)/
なんか、抱えているシリーズ多すぎね。
間に合うのかなぁ……( ¯−¯ )フッ



まずは記念すべき第1作!

「ロッキー」は、浪花節ですよね。
特に、僕ら日本人が好む要素がビシッと入っていて、絶対に応援したくなる( ˘ ˘ )ウンウン

それは1975年11月25日フィラデルフィアから始まる……
オンボロのリングで、試合するロッキー。
体も絞れていないし、技術もない。
足も使えていないし、ガードも下がっている。
素人が見ても強そうじゃない。
ボクシングでは食べていけず、お金の回収というチンピラ仕事をしている。
でも、心根は優しくて、取り立てて美人でもないペット屋の店員をしている友人の妹に気がある。
そんな場末のボクサー、ロッキーにチャンスが……



こんなん、絶対に応援したくなる(笑)
「ロッキー」って確かに古いんだよねぇ。
テンポも最近の映画とは違い、遅い。
画質もザラザラで……、でも、本当に好き。
若い人が観たらダメかもなぁ……。


リングネーム「イタリアの種馬ロッキー・バルボア」
「Italian Stallion」の訳語だけど、「スタリオン」って言われると、僕なんかはMITSUBISHIの車を思い出しちゃって(笑)
でも、調べたら綴りが違った( ¯−¯ )フッ
よく言われているように、スタローンはロッキーに自分を投影している。売れない役者の自分と芽が出ないロッキーは、完全にシンクロしている。だからこそ、自分で演じたくなったんだろうしね。
今作がアカデミー賞作品賞を始め、その他各賞を受賞し、一躍時の人になりました。
本当に良かった。

そして、「クリード」の物語も同様です。
監督のライアン・クーグラーは、当時のスタローン同様、チャンスを求め必死でした。だからこそ、もう「ロッキー」は終わったと考えていたスタローンが動いたんでしょう。
本当に浪花節だよ( ˘ ˘ )ウンウン


監督のジョン・G・アビルドセンは「ロッキー」の他に「ベスト・キッド」なんかが代表作。

そして、「ロッキー」と言えばあのテーマ曲という有名な「Gonna Fly Now」を作曲したのはビル・コンティ。音楽の使い方が最高に上手い( ˘ ˘ )ウンウン
ビル・コンティは監督のジョン・G・アビルドセンと組んで「ベスト・キッド」の音楽も担当しましたね( ˘ ˘ )ウンウン

ところで……
街角で歌うドゥーワップが好きだなぁ。
ドラム缶に火を炊いて、囲んで歌う。
実はスタローンの弟フランクです。
昔、憧れたアメリカの姿でした。
今なら怖くて無理だけど(笑)



さぁ、次作は「ロッキー2」だ\(^o^)/