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快盗ルビイのkoyaのレビュー・感想・評価

快盗ルビイ(1988年製作の映画)
4.0
真田広之さんは、18歳で正式にデビューして(子役時代があって、中高生は学業に専念して改めてデビュー)、私は3歳下、テレビや映画でよく目にしていたスターですが、映画で初めて真田さんを観たのは『快盗ルビィ』です。
テレビなどで、見ていたかもしれないけれど初めての3枚目役という事でそれまでは志穂美悦子さんと並んで映画やテレビでアクションスターだったから、へぇ、と思った記憶が。

私この映画、かわいくてとても好きなんですけどね。
評価としては前作『麻雀放浪記』の方が上かもしれません。
この時期の一番かわいい小泉今日子ちゃん、コスプレ映画、他愛ない映画といえばそれだけかもしれません。
一応、キネ旬の年間ベスト10位には入っているけれど、今となっては幻の映画かもしれないね。

母とマンションに住む平凡な青年林君の上の階に引っ越してきたかわいい女の子。
留美という名だけれど、愛称、ルビィ。スタイリストだけど実は、怪盗なのだ、と林君に打ち明けて、無理矢理仲間にされてしまう。

監督の和田誠さん好みのアメリカの古いクライム・コメディ・・・粋でおしゃれで、誰も傷つかない、そんな映画なので安心して観ていられます。
もっとヒットしてもよかったかもしれないけれど、アメリカ映画の粋を日本映画の粋に無理矢理引っ張ってきたようなところも感じられるかな。

でも、この映画の小泉今日子ちゃんは、大島弓子の漫画の主人公みたいにかわいいし、ちょっと気が強くて生意気というね。
洋服や髪型がコロコロ変わって、本当にキョンキョン、コスプレ映画。
真田さん演じる林君は、とっぽくて、真面目で、で、メガネをとると実はハンサムっていうね。

デートで観るなら『快盗ルビィ』(かわいい小泉今日子と真田広之)かいっそのこと『フェイス/オフ』(大演技激突・大アクションのニコラス・ケイジとジョン・トラボルタ)をおすすめ!
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