記録。
ダイヤと女と意外すぎる後日談。

モンティ・パイソン × 『ハロウィン』のジェイミー・リー・カーティスでドタバタ・クライム・コメディ。

笑いというものは言ってみれば嗜好。ハマる人はとことんハマるし、合わない人はクスリともしないものだ。

個人的に本作はどうやら合わなかったようで、笑えたかというと否。デンマーク人が笑い死にしたという逸話も信じ難い。

ジェイミー・リー・カーティス扮するワンダの役所がセクシーな情婦だってのもまた好みからは外れる。抜群のスタイルを誇っているのは確かにその通りなんだが、その男らしい顔つきがどうしても性的にそそらない。本作はダイヤと共に彼女を巡って男たちが躍起になる展開となるので全くノレず。

ネガティブなことしか書いてないけど、ダイヤを巡る争奪戦というストーリー自体は悪くないので、合う方には面白い作品だろうなとは思います。好みの問題ですね。

民族

1300万ポンドの宝石をめぐって、ひとりのセクシーな女性と、彼女を取り巻く男達の騒動を描くクライムコメディ

笑えた
これは、オットーのための作品ですかねww

ケヴィン・クラインのキャラが強烈！！
謝らせ方スゴいw
そして魚を、、
てか靴脱げよ

展開も良かった
特にラストは目が離せない

色仕掛けですね
男って単純すぎ〜

ワンちゃんが悲しいことに

ある方のレビューで、ワンダ、ダイヤ、優しい奴ら、と邦題がしりとりになっていると指摘されていて、思わずなるほど❗と膝をたたいてしまった。

聞くところによるとデンマークの学者がこの映画を観て笑いすぎて死んだという曰く付きのコメディ。

そこまで大爆笑するほどの作品かしらと思いつつ、久しぶりに観たらもうマイケル・ペイリンの可愛らしさに打ちのめされましたね。

ここはイギリス。四人組の男女が高価なダイヤモンドの強奪に成功する。

リーダーの情婦であったワンダ(ジェイミー・リー・カーティス)と用心棒のオットー(ケヴィン・クライン)が裏切ってリーダーを警察に密告する。主犯が逮捕されている合間にお宝を頂戴しようという算段だったのだ。

だがしかしリーダーの方が一枚上手だった。念には念をいれて宝石を事前に別な場所へと移動していたのだ。在処の手がかりを掴もうと、ワンダは裁判を担当するアーチー弁護士(ジョン・クリーズ)に近づくが……。

で、肝心のマイケル・ペイリンの役柄はというと、強盗犯のひとりでリーダーの腹心である動物愛護主義者。

人は平気で殺せるのだが、動物が死んじゃうとおいおい泣いちゃう男で、おまけにひどい訖音者と、もう役柄がギリギリＯＵＴですね。

リーダーの犯行現場を目撃した老婆を消そうとするのだが、これがまあ犬好きにとっては目も当てられない状況になるのが凄まじい。

鼻の両穴にフライドポテトを突っ込まれて拷問される姿も印象的だった。

自分としてはケヴィン・クラインよりもペイリンの方がオスカーに輝いて欲しかったなぁ。

あとやはり目をひくのがジョン・クリーズの脱ぎっぷり。

あんなに力強さを感じさせるブリーフパンツの脱ぎ方は他に見たことがない。

■映画 DATA==========================
監督：チャールズ・クライトン
脚本：ジョン・クリーズ
製作：マイケル・シャンバーグ
音楽：ジョン・デュプレ
撮影：アラン・ヒューム
公開：1988年7月15日（米）／1989年4月8日（日）