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ウルトラマンG(グレート) ゴーデスの逆襲

『ウルトラマンG(グレート) ゴーデスの逆襲』に投稿された感想・評価

時は近未来、宇宙飛行士のジャックとスタンレーは火星の資源についての調査を現地で行っていた。
調査自体は順調だったが、二人の前に巨大な二つの生命体が姿を現し・・・・。

近未来のオーストラリアを舞台に凶悪生命体ゴーデスに立ち向かう正義の超人ウルトラマンを描いたウルトラマンGの劇場版作品。
内容的にはテレビシリーズの総集編といった感じで特に目新しい要素などはなかったが、新カットや未使用カットの挿入など新しい部分もあるにはあったのでちゃんと楽しめる出来になっていた。
また特撮に関してはさすが円谷プロだけあって言わずもがなの迫力を出していたのはすごかった。
全体的に編集も上手くサクッとウルトラマンGを楽しむことができる良作だった。
つよ
3.0
空手の構えをするウルトラマン。
火星から帰れなくなった男が地球に。
オーストラリアに謎の生物が現れ戦うウルトラマン。
悪者ゴーデスが乗っ取った人間vs人間
円谷プロダクションがオーストラリアで制作したウルトラマングレートの劇場版。
日本はもちろん海外上映もされていて、"ウルトラマン"の名称を世界に広めた意味では重要な一作です。
海外ではヒットしましたが、ウルトラマンGは2025年10月現在においても国内のDVD化はなく、2017年にブルーレイ版の発売まではVHSとLDのみのリリースでした。
そのため、日本国内の知名度は低く、私個人の主観では、まだウルトラマンUSAのほうが知名度が高いような気がします。
逆に言えば知っていれば通ぶれるウルトラマンということで、おすすめのウルトラマンです。

劇場版は2作作られ、両方とも放映版の総集編に近い形になっています。
新録映像はほぼなく、大きく前半6話までを「ゴーデスの逆襲」、7話以降を「怪獣撃滅作戦」として、2部構成にしています。
本作はその第1部となる劇場版で、タイトルの通り、ジャックがウルトラマンとゴーデスに出会い、地球で復活したゴーデスと戦うストーリーです。

ゴーデス編は6話までですが、単純に6話をつなげたものではなく、一本の映画になるように再編集が行われています。
劇場版では、2話で仮死状態で発見された古代恐竜ギガザウルスの発見と、少年ジミーとそのペットのトカゲがゴーデスに取り憑かれゲルカドンとなる第3話は、同じタイミングで行ったものとなっており、時間短縮が図られている他、4話の「デガンジャの風」はカットされています。
非常に自然な感じで一本の映画に編集されており、もともとウルトラマンGはドラマがおもしろいところもあって、とても違和感なく楽しめました。
アボリジニの伝説と絡めた名作である「デガンジャの風」のカットは残念ですが、ウルトラマンGを手軽に楽しみたい場合は劇場版でも十分と思います。

ウルトラマンGはオーストラリアで制作されましたが、怪獣デザインは日本人の吉田穣氏です。
怪獣のデザインがとても良く、上下に顔のあるブローズや、終始、両手両足を広げた巨大なムササビのようなフォルムのゲルガドンなど、キャッチーでわかりやすいです。
そんな中でウルトラマンGの怪獣といえば、やはりゴーデスですね。
巨大さ、不気味さ、宇宙を支配する最恐の怪獣としての重厚さ、そしてシルエットだけでそれとわかるわかりやすさが本当に素晴らしい。
残念なのは、ウルトラマンとの戦闘がほとんどビームの打ち合いになっていて、蹴り倒したり投げ飛ばしたりする場面はないです。
ウルトラマンも怪獣もデザインは良いのですが、バトルシーンは弱いと思います。

一方で、UMAが怪獣に攻撃するシーンは、結構印象深く、過去のウルトラマンでは簡略化も多い防衛軍の戦いがきちんと描かれます。
ウルトラマンも、彼自身の人間性を感させる描写があるため、日本のものに比較すると異色さを感じるところはあると思います。

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