勝手な解釈だけど、なんかちょっと分かった気がした。
『私はロランス』を観だ時にはそういう気持ちに至れなかったけど。
この監督の描きたいのはこんなことなのかな、と。
噛み合わない想い。想いあっているのに。どっちも自我が強いせいなのか、歩み寄ってもいつも物別れ。そんなもどかしさは正直さゆえだと思えばこの二人が人として少しは愛おしく思えたりする。
ただ、こういう話をまた観たいかと言ったらそうでもない。時間あったら観るかもしれないけど。怒鳴り散らしてる場面がやたらと多いからか、疲れる。彼や母親の気持ちをわかりたいと思ってあげられない。
あり、ではあったけど、好き、でもない作品だった。私は人として枯れてきちゃったのかな（笑）
