タスマニア

ギルバート・グレイプのタスマニアのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.5
ディカプリオの出世作!(タイタニックだとは思うけど)
ディカプリオは絶対演技派俳優。凄まじい演技が光る。
そして、年齢とともにギルバート側のような役柄を演じることが多くなっているのもまた面白い。

ジョニーデップは個人的には色物の役が多過ぎて
避けてきたけど、若い時はこんな役もやっていたのかと驚き。

キャストが豪華であるだけに、ビッグスター達の若かれし頃を見れた驚きが大きくなりがちだけど、作品が扱うテーマはすごく自分にハマっていて感情移入してしまった。

閉塞感。

どんな火遊びしても、どんな小さな抵抗をしても、狭い世界から抜け出せないあの感じ。
スケールは違えど同じような体験をして、その場所から無理やり逃げてきた身としては切なさが込み上げてくる。
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