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ヒックとドラゴンのtetsuのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.3
最新作公開に合わせて行われた過去作上映イベントにて観賞!

人間を襲うドラゴンと戦いを続けるバイキングたちの島・バーク島。
島を束ねる長の息子でありながら、頼りない性格のヒックは、父や周囲に認めてもらうため、活躍の機会をうかがっていた。
ある日、自分の実力でドラゴンを撃ち落としたものの、優しさゆえに取り逃がしてしまったヒック。
しかし、その事がきっかけとなり、1人と1匹の間には特別な友情が芽生え始めていき...。

当時、映画館で本作を観に行った際、吹き替え版の主題歌を担当していたベッキー♪#さん(←歌手名義の時は謎の絵文字がつく。笑)のサイン入りポスターを当てて、すごい嬉しかったのを今でも覚えています。あれから9年経ったんですね。時間の流れって早すぎる...。
(ちなみに、その後、ポスターはどっかにいってしまいました。ベッキー♪#さんには心よりお詫び申し上げます。)

幼い頃に見た映画を改めて大人になって観返すと「あれ、全然おもしろくないじゃん...。」ということが、ちょこちょこありまして、それを某アニメ映画の名前にちなんで「マダガスカル現象」と呼んでいるのですが(←いや、名前言っちゃってるじゃん。笑)、今回は、思い出補正を余裕で超えるレベルで素晴らしかったです。ホントに神映画ですね。これ。

ところで、今回のイベントは最新作の公開に合わせて行われ、まさかのシリーズ2作を映画館で、しかも、無料で観られるっていう太っ腹どころか、お腹爆発してるレベルの大量出血大サービスで、「もう、マジでお金払わせてください」と言いたくなるほどの充実感。
イベントに参加する機会を与えてくださった、青山シアターさんには感謝してもしきれません。これからも一生ついていきます...。泣

で、改めて映画館で観て確信したんですが、本当にこの映画、大画面向けの作品なんですね。
当時のCGは今観ると気になる部分も多少ありますが、滑空シーンの多幸感たるや。
舐めてかかると涙腺が崩壊する予想外のラストや、冴えない主人公が周囲から一目置かれる存在になっていく王道のサクセスストーリー部分に、とても勇気がもらえる傑作でした。
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