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まほろ駅前多田便利軒のkazu1961のレビュー・感想・評価

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)
3.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-597 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋三浦しをんの原作も全て読みました。「多田〜」「行天!」とお互いを苗字で呼び合う凸凹バディ、瑛太&松田龍平のイメージそのものでした。そんな二人が請け負う便利屋家業、笑えるものからシリアスなものまで、とても深いいい情愛でそんな仕事をこなしていく様がとても良い作品です。

🖋そんな本作は、まほろ駅前シリーズ第1作『まほろ駅前多田便利軒』を映画化した作品です。メッセージは“多田が言ってたよ、生きていればやりなおせるって。何度でも”。。。。人は変われる、変わっていいんだよと。深いいいですね。

🖋個人的には二つのシーンがとてもツボでした。一つ目は多田の車のフロントガラスが破られるシーン“なんじゃこりゃあー”と多田、“誰なの?全く似てないけど”と行天。行天こと、松田龍平が自分の実の親父をジョークにするシーンには大笑い!!二つ目は、“フランダースの犬”の最終回に涙ぐむ多田と行天。私も子供時代に号泣した思い出がオーバーラップ、そしてその貴重な最終回シーンが見れて得した気分になれます。

🖋 原作の世界観を見事に表現すると共に、時にコミカルに、時にシリアスに登場人物を描き出したシリーズ第1作、良い味をだしています!!まほろ市の舞台となった町田が堪能できる作品でもありますね。

😊Story:(参考:yahoo movies )
東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田(永山瑛太)の元に同級生の行天(松田龍平)がやって来る。個性的な顧客たちから無理な相談を押し付けられる2人であったが、ある事件と関わったことによって彼らの過去は明らかになるのだが……。

🔸Database🔸
・邦題 :『まほろ駅前多田便利軒』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2011
・日本公開 : 2011/04/23
・上映時間 : 123分
・受賞 : ※※※
・監督 : 大森立嗣
・脚本 : 大森立嗣
・原作 : 三浦しをん
・撮影 : 大塚亮
・音楽 : 岸田繁
・出演 : 瑛太、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑、横山幸汰、梅沢昌代、大森南朋

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
「風が強く吹いている」の三浦しをんによる直木賞受賞作を、「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」の大森立嗣監督が映画化。主演は瑛太と松田龍平。東京・町田市をモデルとした架空の地方都市“まほろ市”を舞台に、便利屋を営む多田と同級生の行天が、一筋縄ではいかない顧客たちからの無理難題を痛快に解決する日々を描く。2人は、ある事件にかかわることで自らの抱える忘れられない過去と向き合うことになる。
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