「君がサメを投げるから
じゃないか!」
ユマ・サーマン主演で
贈るアメコミパロディ
であり、恐怖のラブコメディ(笑)
「Gガール 破壊的な彼女」
点数低いですが、私これ大好きでした(笑)監督は「ゴーストバスターズ」のアイヴァン・ライトマン。コメディはあまり見ないのですが、ユマ・サーマンと監督に惹かれて鑑賞しました(^^)
あるキッカケで知り合ったマット(ルーク・ウィルソン)とジェニー(ユマ・サーマン)。眼鏡美人のジェニーは積極的でかなりパワフル。彼女と1夜を共にするのだが、かなり変だし、嫉妬深く情緒不安定。わかれようとするが、彼女は鋼鉄の肉体を持ち、空を飛び世界を救うGガールだった…。
別れようとすると…その超能力で暴れるは、嫌がらせの雨あられ!最高なのは社内でプレゼン中にマッハで現れマッパにされると言う!(笑)ユマ・サーマンの怖いこと…。終いには冒頭の投げつけ炸裂(笑)
まぁ主人公も悪いんですけどね。近くにいたホントに好きな娘に気づかなかったり、軽い気持ちで付き合うわけで。更にこの娘さんとGガールを付け狙う悪のベッドラム教授を巻き込んでの大騒動になるんです。ベッドラムとジェニーに因縁があったり、ラブコメ要素も満載です。
ただ…、私が変わってるんでしょうか、嫉妬に暴れ狂う姿と愛を語るユマ・サーマンの落差が可愛く見えちゃうんですよ。そんなに好きなのって思っちゃう。少し羨ましくなるんです。スーパーガールですから余りに嫌がらせが荒唐無稽でやられたら堪らんのですが笑えて、笑えて(笑) スラップスティックギャグなんですよね。
で、これ、うる星やつらのラムなんですよ。嫉妬に狂い、飛んで追ってくる。そこまで惚れられたら良いですよね。まぁラムは嫌がらせはしませんが(笑)
アメコミのパロディとしてもわかりやすくて、楽しい。スーパーマンやスーパーガールですよね。能力はほぼ同じだし、弱点も同じ。これもお話のポイントですから。普段は眼鏡とカツラで変装してるし。敵はレックス・ルーサーかな?更にジェニーの仕事はキュレーターでワンダーウーマンと同じです。
やはりユマ・サーマンが最高でした。キル・ビルのキツさも、パルプフィクションの可愛さも併せ持つ情緒不安定女はハマり役。彼氏と一緒にいるし浮気心配だからと、アメリカの危機をほっとこうとするし(笑) 可愛い(^^)
因みにルークはあのオーウェン・ウィルソンの弟だそうです。彼のドタバタぶりが話を支えてます。かなりモテモテで羨ましい役です(笑)
お話としては、豪快極まりなく、ベタで少し古い感じがするかもしれません。下ネタも艶笑コメディレベルの軽めな下ネタもあります。でもうる星やつらを見て、有り得ないギャグ連発を見てた私には刺さりました(笑)もちろんラブコメとしても。
あゝ恋に狂う女性は美しい…。