ドルフィンキック

ワルボロのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

ワルボロ(2007年製作の映画)
3.0
ヤンキー映画なので、仕方ないですけれど、ケンカのシーンばかりで、途中で、飽きてしまいました。
かと言って、「魅せる」動作を取り入れたスタイリッシュな格闘にしてしまうと、ヤンキー映画として、リアリティがなくなってしまうので、この手のジャンルの作品の暴力やケンカの描写は、難しいですね。
カンフー映画なら、色々な動作や技が満載で、もっと楽しいだけれどなあ~(笑)。
内容が薄いうえに、期待していた、ヒロインの新垣結衣さんの出番も、少な過ぎて残念でした。
でも、キャスティングは、年齢設定よりも、上の年代の、あえて、とても中学生には見えないような、大人っぽい見た目の役者さんを抜擢したのが功を制して、80年代の埃っぽい雰囲気や男臭さがよく出ていて、良かったと思います♪
優男や童顔や中性的な役者さんでは、あの男臭さは、出ないと思います。
俳優陣も、松田翔太さんのリーゼント姿は、とてもカッコ良かったし、「ビー・バップ・ハイスクール」の頃を彷彿とさせるような、不良の大人を演じた、仲村トオルさんも、良い味を出していました♪