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ハリー・ポッターと賢者の石のろのレビュー・感想・評価

4.0
「夢にふけって生きるのを忘れてはいかん。よいな、ハリー」


クリスマス映画を観よう 第3弾!

私が小学1年生の時に公開された今作。
ハリーポッターシリーズを熟読し、映画を鑑賞、登場した呪文をノートにひたすら書いた小学生時代。劇中で使用された小道具や衣装の展覧会が近くのデパートで開催されたときは本当に嬉しくて、グッズを大量に買い込んでしまったのも良い思い出です(笑)

今作を初めて観たときの興奮は今でも忘れられない。
93/4番線で白い蒸気に包まれるホグワーツ特急。
生徒たちがボートに揺られるカットから、音楽の盛り上がりとともに映し出されるホグワーツ城。
大広間にふわふわ浮かぶロウソク。
魔法でワッと現れる豪華な料理。
楽しそうに飛び回るゴーストたち。
フクロウが届けてくれる郵便。

すべてが新鮮で感動して・・・。
純粋に魔法界に憧れました。

そして今回、久しぶりの鑑賞。
「そういえばあったな~、このセリフ!この場面!」と懐かしい一方、ハリー達の冒険・推理が本当に楽しくて( *´艸`)最後ネビルに得点が与えられる場面では、良かったねぇ(´Д⊂ヽとホロリ(笑)とても心が温かくなりました!


見所は3人の冒険だけではありません。季節の移り変わりもしっかり描かれています。
ハロウィンには大広間にジャックオランタンが浮かび、大きなパイやぐるぐるキャンディ、焼きリンゴが並ぶ。
そしてクリスマスには校内にリースが飾られ、ゴーストたちはクリスマスソングを歌う。大広間にはいくつものツリーが置かれ、暖かな明かりを灯す。ロウソクや星、月のオーナメントがキラキラと輝く。

ダーズリー家のおじさんとおばさんに育てられたハリー。唯一の家族にいじめられて育ったハリーはプレゼントなんてもらったことがなかった。でも、ホグワーツで過ごすクリスマスは違う。談話室のツリーの下には生まれて初めてもらうクリスマスプレゼントが!「ぼくにプレゼントなんて・・・!」と喜ぶハリーを見て、思わず感極まってしまった・・・(´Д⊂ヽ(昔は何とも思わなかったのに・・・歳かな。笑)



賢者の石を守るために、ホグワーツの先生たちは様々な魔法を仕掛ける。映画では悪魔の罠、鍵羽鳥、巨大チェスが登場。
私は小学生の頃からロン推しなので、彼が活躍するチェスの場面が大好き。
ロンが乗っているナイトが取られる時のドキドキ、彼の恐怖と意を決した表情がたまらない!!!
「ハリー、進むのは君なんだ。僕にはわかる。僕でもハーマイオニーでもなく、君なんだ」ああ~~ロン!!!!ああ~~~!!!!言葉にならない感動~友情ってすてき~~(笑)もう、ロン大好きです(笑)


今回、グッときたのは みぞの鏡の場面。
みぞの鏡にはその人が心から望むものが見える。
ハリーには亡くなった両親の姿が見えた。そのため、ハリーは鏡のところに通うようになる。そんな彼にダンブルドアが忠告するんですね。自分の望みに魅せられて、現実が見えなくなるぞ、と。手に入らないものは魅力的だけれど、そればかり追い求めても仕方がない。自分にとって大事なものは何なのか?現実と向き合わなければならない。


スネイプの愛も感じる今作(笑)
何度観ても楽しめるファンタジー映画です!
ろ