koya

1408号室のkoyaのレビュー・感想・評価

1408号室(2007年製作の映画)
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ありゃ、まー。
あらまーって感想しかありません。これは、原作、スティーヴン・キングの短編だそうですが、ホラー映画です。

ジョン・キューザックが、呪いの1408号室に閉じ込められてしまうから、もう、ジョン・キューザックファンでないときついかな。それともスティーヴン・キングファンかな。
途中、ホラーというより、ジョン・キューザックが後に出る事になる『2012』みたいなディザスターもののような所もあります。

霊感モノのノンフィクション、ルポライターのエズリン(ジョン・キューザック)が、NYのドルフィンホテルの1408号室が「呪いの部屋」と知って、あえて取材の為に無理矢理、その部屋に泊まる事に。

支配人のサミュエル・L・ジャクソンは、過去の事件の事を話して、止めようとしますが、神も宗教も幽霊も信じない作家は、押し切って部屋へ。
そして、「閉じ込められる」

えーえー、うん、部屋に入ってからはもうジョン・キューザック一人芝居だから、恐怖演技、すごかったですね。びっくり演技が上手いなぁ。
最初は、ささいな「変化」が起きるのに首をかしげるのですが、その辺位が一番不気味だったかも。
後はなんだか、ディザスター!!!!っぽくなっていきます。
ジョン・キューザック、熱演してるなぁ。

ホテルを舞台にしたもの、閉じ込められるものでは、同じくスティーブン・キングの『シャイニング』がありますからね。
あれも、作家でしたね。

この映画はラストが2種類あるので、見比べてみるのも面白い。
ホラー映画ってすすんでは観ないのですが、IMdbを見ると、予算を大きく上回る興行成績で、ヒットしたんだね。そうかそうか。

一番好きなシーンは、ホテルのミニ・バー、冷蔵庫をめちゃくちゃにするシーンです。あれ、一発OKにしないとどうなるんだろう、なんて冷静に観ている私であった。オキサイド・ダニー・パン双子兄弟のホラー『The Eye』の方が美学があって好きです。アメリカのホラーは文化の違いか、あまり怖いと思わないなぁ。びっくりはしますけど。
「怖い」にも文化の違いが現れますね。
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