ぼんくら界のアイディア担当ことジョン・カーペンターが『遊星からの物体X』の次に撮った、これまた原作ありきのホラー作品。
その原作者は巨匠スティーヴン・キング。
オカルト&ファンタジーを得意とするキングに、視覚効果で挑むカーペンターの演出が見所。
クリスティーンの再生シーンや、クライマックスの対決は、そのケミストリーが最大限に引き出された結果だと思う。
また、主役の2人、キース・ゴードンとジョン・ストックウェルが、どちらも後に映画監督に転身しているのが興味深い。
だが、キースの童貞クレイジーぶりや、ジョンのTHE 80'sな親友ぶりもさることながら、
1番カッコいいと思ったのはナイフを突きつけられても動じない学校の先生だったりする。