R

クローバーフィールド/HAKAISHAのRのレビュー・感想・評価

4.4
めちゃくちゃお久しぶりの2回目! いやーいいっすね、これ!!! おもしろい!めちゃめちゃハラハラする! 登場人物のひとりが手持ちカメラでずっと撮影してるドキュメンタリー形式のファウンドフッテージ物・大パニック怪獣映画。こういうPOVの映画、一時期すごく流行ってたように記憶してるけど最近めっきり聞かなくなったね。飽きられたのでしょうか。でもたまに見ると面白い。これ系のジャンルで一番好きなの本作かもしれない! とは言えPOV系ほとんど見てませんが!笑 オススメの作品あったら是非ともおしえてほしいです!!! さて、久々に見た本作! はじめて見たときの恐ろしさがそのまま蘇ってくるようだった! まず冒頭、ニューヨークの高層マンションのだいぶ上の方の階にて、日本の支社に栄転して副社長の地位に就くロブの出発前の送別会が行われている。手持ちカメラを回してロブへのみんなのメッセージを録画してるのが、ロブの友人ハッドくん。本作の95%くらいカメラの背後にいるカメラマン君です。ほんで、ロブが、恋人(?シチュエーションシップ?)関係にあったベスと痴話喧嘩を始める。出発直前まで日本行きなんて知らなかったわ!とベスが発狂。鬱陶しい感じでゴタゴタグジグジしてたら、突然ドゥオォーーーーンと大きな地震が!!! 皆さんワーキャー大騒然!!! マンハッタンの様子を見てみよう!と屋上に上がってみると、向こうの市街地のほうでドカンドカン爆発が起こってる!!! コイツぁヤバすぎる!!! 逃げるしかない!!!と急いで外に逃げ出す皆さん!!! のところへドーーーーーーーーーーーン!!!とふっ吹っ飛んでくる、誰もが知ってるアレのアレ!!! こんなことが起こったらみんなテロだ!!!と思うだろう。しかし……ビルの間にぬっと見える巨大な物体! 何だあれは!!! 何なんだ!!! 軍隊も次々とニューヨーク入りするが、主人公たちはただただ逃げまくることしかできない! 仲間をモンスターアタックで失いながら、なんとか無事な場所に逃げきれるか!というとき、ロブの携帯に電話が! なんと! ベスが彼の高層マンションのなか身動きが取れない状態で怪我をして苦しんでいる。行かなければ!と一念発起するロブに、俺も、私も、と続き、4人組がベスのところに向かうのだが……という流れで、その後、怪獣の猛攻を避けながら、ぐんぐん先に進んでいくんやけど、怪獣から訳の分からん小型のエイリアンもどきが撒き散らされて、えっらいことに。彼らのうちいったい何人が生き残れるのか⁇とか考える暇もないくらい、揺れに揺れ、ブレにブレるカメラ。まったくリアリティがない設定の話なのに、全編すごくリアルに感じられ、ドキドキハラハラが止まらない! グロテスクでエグいシーンもそこそこあってとっても美味しそう😋 肝心の怪獣はなかなか全貌を見せないからどんななのかめちゃくちゃ気になるし! 主人公たちが、存在意義が限りなく無に近いただの一般市民だからこそ、出来事の全貌が最後までわからない、というのもとてもリアル。ボクの大好きなSF恐怖映画『宇宙戦争』の前半部分がずーっと続く感じ。もーーー大好物ですやん。そして、思わず、うわっ!!!と声を出してしまう戦慄のクライマックス!!! 最期のヴィジョン!!! ボクいっつもこういうの見て思うのが、こういう絶体絶命の状態から、いざまさに!っていう瞬間、人間は、果たしてこときれるまでにどれほどの恐怖と苦痛を感じるものなんだろう。想像しただけでブルっとゾクゾク。で、エンドクレジットの音楽の日本っぽさにちょっと笑ってしまいました👏 いやー楽しかった! サクッと見れるし、個人的には結構オススメなのですが、くだらない怪獣映画が好きじゃない人とか、画面が揺れまくるのに酔ってしまう人には、あまりオススメできません。でも、グラグラ揺れまくってる画像で、街の中を無我夢中で走ってるショットとかなかなかカッコいいですよ! このセンセーションを忘れた頃にまたぷらっと見たいと思います。先にも書きましたが、POVのオススメ作品があれば、教えてください。あー、ブレアウィッチとか久々に見てみたいかもなー。
R

R