ましゅー

ザ・ウォード/監禁病棟のましゅーのレビュー・感想・評価

ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)
3.5
またしてもかなりご無沙汰してしまいました。

年度末~新年度を迎え、このような緊急事態とも言える状況を世界で迎えても、企業というのは粛々とその経営は継続せねばならないもので。
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ここ半年以上スーダラ節を歌うが如くあっちへふらふら・こっちへふらふらしていた私も、ご多分に漏れず根が社畜なものですから、4月から迎える組織変更・部内坦務変更に伴い、バタバタと一心不乱に前職の引き継ぎ含めたその職務に励んでいたところ、長きに亘る在宅勤務からこの2週間は急遽 週四という出社勤務にシフト、且つそれまでは定時かちょい過ぎくらいでさっさと勤務を終えて遊び歩いていた社畜体力の低下もあってか、疲れ果ててほぼ毎日寝落ち。

昨日土曜も他に何もする気が起きず、一日中 5歳から日本に在住という日本語ペラペラの美人ウクライナ人モデル兼YouTuberの動画をひたすら見続けるという愚行に走ってしまっていました。
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そんな愚にもつかないカミングアウトはさておき。

3/24に無料配信@GYAO! が終了してしまったタイトル作をその日にギリギリ24時を迎えるまでに観終えたので ようやくそのレビューです。(タイミングを逸し皆さんのお役にたてずすみません…😢)
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なんせ私の敬愛する映画監督の中でも70年代から良質のB級映画群(ハロウィン、ニューヨーク1997、遊星からの物体X、ゼイリブなど)を連発していた #ジョンカーペンター の、公開当時「また次の新作を観ればいいや」と高を括って他を優先してスルーしていたらその後は全く監督する気配がなく、今のところ最新作であり最終作になるかも知れない(もう72歳!)本作が無料で観れるとあっては、どんなに疲労困憊だろうが観逃すわけにはいかない❗と、疲れた身体に鞭打って鑑賞したのであります。
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結論から申し上げましょう。
うーーーーん。もうひとつ❗
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如何せんシナリオが難解。オチも「ん?んんん?」とそれを知ってからの途中の展開「辻褄合ってる?」と堂々巡りの反芻を繰り返し、どうにもスッキリしないところが難点でしょうか。
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いや。恐怖演出とか、得体の知れない精神科医・看護婦の演技、先の見えない手探り感とか、美女たちの殺され方( #アンバーハード この作品で初めて認識しましたが、いいビジュアルじゃないですか❗)、またその美女のスクリーミング(ジェイミー・リー・カーティスのローリー、悲鳴の女王 懐かしい❗)、相変わらずのカーペンター節が唸ってはいたんですよ。
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うーーーん。これはもう一回観ないと真価は分からんかも知れないなぁ… という事で、あまり納得のいく観了感ではないものの、無下に突き放しは出来ない何とも複雑な印象の映画ではありました…
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(ジョン・カーペンター大好き❗というバイアスがかかっていることは予めご了承ください🙇)
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(あらすじ:公式FBより抜粋)

1966年。20歳のクリステン(アンバー・ハード)は身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られる。
同年代の少女ばかりを収容する奥の病棟に隔離され、そこでは一人ずつに部屋があてがわれた。
クリステンは初日の夜から見えない人の気配を感じ いわれのない不安を抱く。

同じような境遇の少女は、ボロボロのぬいぐるみを抱くゾーイ( #ローラリー )、華やかなサラ( #ダニエルパナベイカー )、絵を描くのが好きなアイリス( #リンジーフォンセカ )、歌を得意とするエミリー( #メイミーガマー )の4人。

自分のことを狂人と認めている彼女たちとは違うと自負するクリステンだが、担当医ストリンガー( #ジャレッドハリス )と面接したことで初めて気づく。
自分の仕業とされる放火を見たことと自分の名前以外 一切の記憶を失っていたのだ。

さらにその夜、廊下を歩く奇妙な女性の姿を目撃し事態は新たな展開を迎える―――
この病院では 何かが起こっている・・・。
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しかし相変わらずマニア心をくすぐるラインナップのGYAO!。マチェーテ・キルズとかザ・リング(ハリウッドリメイク版)とかゾンビ(ダリオ・アルジェント監修版)とか。無料のうちに早く観ねば…
ましゅー

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