おらんだ

ロボコンのおらんだのレビュー・感想・評価

ロボコン(2003年製作の映画)
3.0
主人公の里美(長澤まさみ)は工業系の高専生ながらやる気ゼロの落ちこぼれ。授業の単位が危ういので、補習を免れる条件として、ロボコンの試合に出る事になる。

「がんばれ‼︎」でも「燃えろ‼︎」でもありません。ロボットコンテストの略です。よって、加藤夏希の変なコスプレは出てこない。ロボ根性は出てくるけど。

入部理由が「シコ踏んじゃった。」とまるで同じ。この手の学生は単位の危機がないと部活を始めないらしい。合宿先でライバルチームに冷やかされてケンカになる件や、練習試合でボロボロに負ける件もまるで同じ。オマージュか何かだろうか。ストーリーが似すぎ。

キャストは今見ると凄い。今や主役級の俳優が4人でチームを組んでいる。そして皆まだ初々しい。小栗旬に、まだ少し野暮ったさが残る。いつからあんなスカした感じになっちゃったんだろう。最初はいじめられっ子役だったのに。

理系じゃないからかわからないけど、試合のシーンが地味に見える。競技そのものの魅力がよくわからない。精度やコントロールを競うよりも、リアルスティールとか、メダロットみたいな感じの方がやっぱり良い。
おらんだ

おらんだ