おらんだ

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイションのおらんだのレビュー・感想・評価

3.5
正体不明の無国籍テロリスト集団「シンジケート」を密かに追っていたイーサン・ハントだったが、作戦中に敵に囚われてしまう。彼が目をさますと、そこには謎の女スパイと、3年前に死んだ筈のエージェントが立っていた。更に、そんな最中、IMFは政府から解散を命じられてしまう。

圧巻のアクション。予告でさんざん流れた飛行機しがみつきのシーンが序盤であっさり終了して「え?」と思いきや、バイクアクション、カーチェイス、水中アクションとその後もラストまで怒涛のアクションシーンの連続。トム・クルーズ(53)、身体張ってます。

サイモン・ペグ演じるベンジーを始め、仲間たちも魅力的。今作はイーサンの個人プレーが光る内容にもかかわらず、チームワークや仲間の絆を感じさせるようなそんな関係性に見える。どことなく、ルパン一味に似たような印象を受けた。

ストーリーは非常にシンプルで分かりやすい。今、何のために何をしているのかが明確に表されている為、置いてけぼりを食らうこともなく、ただ単純に楽しんで観ることができた。捻りが無いと言えばそうだが、捻りを加えた所でそんなものは怒濤のアクションの前に霞んで終わりなのでむしろ無い方が良い。

今作は吹き替えで観ない方が良いと思う。ラスボスの声の吹き替えが中尾隆聖の為、ほとんどフリーザ、時々ばいきんまん。世代によってはポロリを思い出してしまう。
おらんだ

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