おらんだ

砂上の法廷のおらんだのレビュー・感想・評価

砂上の法廷(2015年製作の映画)
3.4
大物弁護士が自宅で殺害され、容疑者としてその17歳の息子マイクが逮捕される。やがて、公判が始まり、マイクに不利な証言が続々と出揃うが、彼は何も喋らず、弁護士のラムゼイは手を焼く。何故彼は何も喋ろうとしないのか。そして、彼は何故父親を殺害したのだろうか。

マイクが喋らない理由や、殺害動機等、「謎」とされる部分が多く、全体的にミステリー調な仕上がり。「なんで?どうして?」とか「これは何の伏線だろうか」とか考えながら見進められる。結末に至るまでがエンターテイニングで良い。

どことなく「真実の行方」を彷彿とさせる雰囲気があったので、「この少年は最後にどんなどんでん返しをしてくれるのだろう」と期待して観ていたのだが、少しではあるが、その辺りの期待にも応えてくれた。但し、少し。
途中の些細な違和感がラストのオチに直結してしまったので「あぁ、やっぱりそうかー」となってしまったのは残念。

見所はレニー・ゼルウィガー。顔が違う。知ってる顔と全然違う。ピカチュウとライチュウぐらい違う。
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