ろいろい

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTのろいろいのレビュー・感想・評価

2.1
💠favorite line💠
"And I'm responsible for my mess.I gotta do this."

🎞️story&information🎞️
無茶な暴走行為で地元にいられなくなった高校生ショーンは父親の駐留する東京へやってきた。
ハイスクールで知り合った留学生のトゥインキーに連れられて、ショーンははじめて究極のドライブ・テク“ドリフト”に出会う。
だがそれは、ドリフト・キングの異名をとる男、D.Kとの熾烈な戦いのはじまりでもあった。
熱いカーマニアたちに囲まれ、ドリフト・テクを猛練習するショーン。
そして激しいライバル心を燃やすD.K.ショーンとD.Kは、極限のドリフト・レースで勝負することになるが――。


監督はジャスティン・リン。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2006年に上映されたカーアクション作品。

ハンが登場した『ワイルド・スピード』シリーズの第3作。
実は制作時・上映時はリブート作品の位置づけだった。

というのも、ヴィン・ディーゼルを3作目でユニバーサル社は呼び戻したかったが、再び脚本のクオリティを嫌って辞退。
ポール・ウォーカーの確保もできなかったため、ユニバーサル社はフランチャイズのリブートを命じたらしい。

そんな本作、
懐石料理がビュッフェとして給食にでてきたり、
日本では180キロ以上のスピード違反は警察に捕まらない等々間違った日本感が全面にでている問題作として知られている。
取ってつけたようなチグハグ感が目立つストーリー。
片言の日本語連発する日本人役のアジア俳優。
短気で魅力の無い主人公。
主人公親子の関係もストーリーではほぼ無視。
レースにいたってはする意味や情熱の描写がない。
もはやストリート文化どこいった状態の作品だった。

日本人役者も北川景子をはじめ、真木よう子、柴田理恵、妻夫木聡
がでているけど、ほぼセリフが無い。
1番セリフが多かった千葉真一は声が低すぎ&滑舌も悪すぎて聞き取りにくい。

そんなけでもちろん第3作は『ワイルド・スピード』シリーズの中で最も経済的に成功していないし、
当時の低評価を受け、フランチャイズの将来は宙に浮いたままとなった。

そしてラストにカメオ出演する彼。
実はユニバーサル社が色々と交渉した結果ラストだけ出演して貰えたらしい。

上映当時は続編の可能性が消えたので、ただのカメオ出演になったのだけれど、
『ワイルド・スピード』シリーズが4作目以降続いたおかげで、本作はスピンオフ作品になり、
時系列的には6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』と7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の間の出来事という位置づけになった。
これ以上詳しい話はまた別の場所で。

以下余談。
本作といえばRIP SLYMEのILMARI、RYO-Z。m-floのVERBAL、WISE。DJ NIGOの曲「TOKYO DRIFT」が有名だけど、
この曲が流れる時の女の尻叩いてた男の叩き方の下手さが気になってしょうがなかった。
「TOKYO DRIFT」はオリジナル曲も好きだけど重盛さと美がYoutubeに「TOKYO DRIFT FREESTYLE」が好き🥰

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story:amazon prime参考
information:Wiki参考
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