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"I do not accept your resignation.But...I will accept a very strong cup of tea."
🎞️story&information🎞️
史上最悪の暴君や犯罪者が結集し、数百万の命を奪い去る戦争を企てる中、
彼らを阻止すべく一人の男が時間と戦いながら奔走する――。
監督はマシュー・ヴォーン。
「キングスマン」シリーズの3作目。
🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2021年に上映されたアクションスパイ作品。
第一次世界大戦前夜~戦中にかけての欧州を舞台に、
戦争を裏で操る秘密結社の陰謀を挫くべく奮戦する男たちの戦いと、
英国ロンドン・サヴィル・ロウの高級テーラーに本部を置く独立スパイ機関「キングスマン」の誕生の秘話を活写したシリーズ3作目。
戦争パートが長く、娯楽性に徹したお話ではない。
どちらかといえば、スパイ映画ではなく戦争映画に近い。
ストーリーは、
欧州における列強の対立を背景に、オーストリアの皇位継承者である大公夫妻をボスニア系セルビア人の青年が暗殺したサラエボ事件が引き金となって勃発した第一次世界大戦の史実に
英国を敵視する秘密結社の陰謀という壮大なフィクションを組み込んだもの。
目の前で母を亡くし、平和のために戦いたい息子。
目の前で妻を亡くし、家族のために息子を守りたい父。
父の忠告を無視した息子は戦場に行くことになるが、そこで気づく戦争の本質。
そう、戦争は称えられる場ではなく"戦争とは戦争そのものが人を喰う化物"だということ。
アクションシーンはリス・エヴァンス演じるラスプーチンが、チャイコフスキーの「1912」に合わせて剣術で戦うシーンがピーク。
なので他のアクションシーンに見所が薄いのは残念。
時代が時代故に、秘密道具が少ないのは理解できる。
その分ストーリーを重視したのも理解できるし、見応えもある。
しかし、キングスマンぽくない。
軽さやブラックジョークが足りない。重い。
おススメできるけど、前作・前々作を期待すると肩透かしをくらうので、
あくまで"スピンオフ"というのを念頭に置いて見るのが良いと思う。
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story:amazon prime参考
information:Wiki参考