ろいろい

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのろいろいのレビュー・感想・評価

2.8
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"マンマ・ミーア!"

🎞️story&information🎞️
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟マリオとルイージ。
謎の土管で迷いこんだのは、魔法に満ちた新 世界。
はなればなれになってしまった兄弟が、絆の力で世界の危機に立ち向かう――。


監督はアーロン・ホーバス、マイケル・イェレニック。

任天堂とユニバーサル・ピクチャーズが共同出資し、任天堂とイルミネーションが共同製作している。
任天堂は1993年にブエナ・ビスタ(現・ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ)製作で映画化された『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』が批評的にも商業的にも失敗した後、自社の作品を映画化する際のライセンス供与に慎重になっていたらしい。

🎞️review🎞️✐✐✐✐✐✐
2023年に放送されたアニメ映画作品。

1985年から続く任天堂のゲーム『スーパーマリオ』シリーズを原作として、
おなじみのマリオとルイージが、大冒険を繰り広げるストーリー。

文句なしの映像クオリティでマリオ・ルイージ・ピーチ・クッパが動く動く。
・ピーチがクールでアグレッシブだったり
・マリオがキノコ嫌いだったり
・マリオたちがキノコ王国のある世界の生まれではなかったり
と原作の設定と異なるとろこが目立つけど、
タヌキマリオが活躍したり、キラー大砲でピンチになったり、
土管やブロックやアイテムの数々など異世界ファンタジー感とゲームリスペクトの両立に成功している。
マリオを映画化するのではなくマリオの"ゲーム"を映画にすることを製作陣が意識しているのがわかる。

展開はマリオの成功物語なので、スーパーマリオといいつつも"スーパー"ではない。
失敗もするというゲームプレイヤーの視点に立った設定も面白いと思えた。

ただ、ハッキリ言うと
よく言えば原作理解がある愛のある作品。
悪く言えば、ファンが喜びそうなものを詰め込んだだけで、中身が一切ない作品。


サクサク見たい人にはぴったりの本作、小さい子供から大人まで楽しめるエンタメ作品なので気になった方はぜひ。

以下余談
・原作ではマリオが嫌いなものは毒キノコ
・マリオが現実世界の出身という設定はファミコン時代のゲーム版における裏設定

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story:amazon prime参考
information:Wiki参考
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