great兄やん

悪魔のいけにえのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)
3.7
一言で言うと「狂人一家に嵌められた若者達」
[あらすじ]
1973年8月13日。真夏のテキサスを5人の若者を乗せて走るワゴン車。周辺では墓荒らしが多発していて、遺体が盗まれるという怪事件が続いていた。フランクリンとサリーは自分達の祖父の墓が無事かどうかを確認する為、サリーの恋人ジェリー、友人のカークとその恋人のパムと一緒にドライブ旅行していた。途中、乗せたヒッチハイカーに襲われるハプニングが発生。車を停めて男を降ろすが、これはこの後彼らに降りかかる悲劇の始まりに過ぎなかった...。

なかなかの一級品B級映画でした。
まぁとにかくこれが実話なのがスゲー恐ろしいです😱
こちらも子供の頃に観てたらガン泣きどころか失禁モンだよな〜と思うくらい怖かったです。
現代のようなCGを使ったスプラッター映画には到底追いつきませんが、追い詰められる精神的苦痛や、チェーンソーの音が近づいてくる恐怖とか、観終わった後の精神的ダメージを与えるシチュエーションは、まさにそんじょそこらのホラー映画とは思えないくらい秀逸でした。
ただ、良い所もあれば、悪い所もある。それは、メチャクチャうるさい。
特に後半のサリーが一家の食卓に招かれる時はもうチェーンソーの音よりアンタの声の方が勝ってるんじゃない?と思うくらいうるさかったです。そこが残念でした。
しかし、あのラストシーンのキレ様は、怖いていうか感動を覚えました。
なんか神々しいていうか、狂気性を秘めた美しさでした。
短い時間で恐怖倍増の映画でした。
なんか今日はアルフレッドに泣かされて、レザーフェイスに泣かされる一日だったな〜🤔