ロックン・ロールの寓話……どこかの物語
ウォルター・ヒル監督 1984年製作
主演マイケル・パレ、ダイアン・レイン
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、1月22日はダイアン・レインの53歳の誕生日です\(^o^)/
53歳かぁ……
僕の青春を彩る女優さんの1人です( ˘ ˘ )ウンウン
初めて観たのは、コッポラの「アウトサイダー」だと思うんですが、あまり覚えてないんですよ……。観直さないとなぁ。
でも、今作、「ストリート・オブ・ファイヤー」は何度も観ましたよ!もう、大好きで\(^o^)/
ダイアン・レインは、最近、またブームですよね。なんてったって、今や、スーパーマンのお母さんですから(笑)
さて、「ストリート・オブ・ファイヤー」はロック映画ですよね!
画面からロック感がビシビシ伝わってきます!
監督はウォルター・ヒル。
男臭い映画を撮る方ですが、僕はこれが一番好き( ˘ ˘ )ウンウン←ウォリアーズッテイウヒトモイルカナ…
ロックの映画が撮りたかったんだそうです。スバラシイ
流れは寓話ですから、リアリティよりもかっこよさに主眼がありますよね。西部劇を意識した作りで、連れ去られたヒロインを流れ者が助け出し、その後、また旅に出る……というストーリー。
ヒロインを救い出すアウトローな主人公トム・コーディ役はマイケル・パレ。
全くの新人だったんだけど、今作で一躍スターになりました。でも、その後が続かず、B級アクション俳優に(T_T)
でも、これ1作で十分。とにかくめっちゃカッコよかったので( ˘ ˘ )ウンウン
トムの相棒役は車両課の元兵士マックス。演じるエイミー・マディガンって、エド・ハリスの奥さんなんですって!驚き( °_° )
あら~、ビル・パクストン出てたのね~。
やっぱり情けない役だった~(笑)
でも、これがピッタリね(^-^)/
そして、敵のボンバーズのリーダー、レイブン役はウィレム・デフォー。レイブンの名の通り、上半身裸でストラップの付いた黒い革パンツを履いてましたね!確かにカラスでした(笑)
最後の一騎打ちシーンがたまりませんね( ˘ ˘ )ウンウン
さて、この映画は「ロックン・ロールの寓話」ですので、映画全編でカッコイイ音楽が流れまくります!
そこで、今回も音ネタ💩ウンチクン\(^o^)/
まずは、この映画の音楽を担当するのはライ・クーダーです。スライドギターの名手として知られる素晴らしいギタリストでもあります。
映画音楽に関わることも多く「パリ・テキサス」や「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」で知っている方もいるのでは?
この映画でも素晴らしいギターをフィーチャーした曲が何曲も流れていましたね٩(ˊᗜˋ*)و”
オープニングでエレン・エイムが歌うのは「ノーウェア・ファスト」
はぁ、カッコイイ( ˘ ˘ )ウンウン
でも、歌は吹き替えで、この映画のために結成されたバンドFire inc.が演奏しています。バンドメンバーは映画の中ではエレン・エイムの後ろで演奏していましたよ。
ダイアン・レインは自分で歌いたかったようですが、吹き替えになりました。1人だと歌が弱いので、3人の歌手の声が合成されているんですって。なるほど、それで迫力があるのか!
もっともダイアン・レインは、そんなこと関係ない、とばかりに自分が歌うが如く熱唱のパフォーマンスをするので、問答無用に盛り上がります!本人が歌っていると信じてる人も多いのでは?
バスの中で黒人グループのソレルスが歌うアカペラの「カウントダウン・トゥ・ラブ」もサイコーですよね~。また、ラストのライブで歌う「あなたを夢見て」は大ヒットしました( ˘ ˘ )ウンウン
実はこの曲も吹き替えです…….。
歌うのはダン・ハートマン、白人なんです。でも、この人、めっちゃソウルフルで大好きなんですよね。あのソウルキング、ジェームズ・ブラウンの「リヴィング・イン・アメリカ」も彼の曲ですからね!
そして、エンディングでエレン・エイムが歌うのが「今夜は青春」←この邦題は……ダサ損ソング認定(T_T)
でも、曲はサイコーです。
ただし、これもFire inc.による吹き替えね!
この曲、椎名恵が「今夜はエンジェル」のタイトルでカバーしましたよね。杉浦幸主演のドラマ「ヤヌスの鏡」の主題歌でした(笑)←オボエテマス?
エンドロールで流れるのもFire inc.による「ディーパー・アンド・ディーパー」。この曲も良くて、僕はこの映画のサントラ盤は愛聴版になってます。
サイコーのロックン・ロール映画、「ストリート・オブ・ファイヤー」。今宵は何も考えずに、映画と音楽に身を委ねてみませんか?