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聖処女のkazu1961のレビュー・感想・評価

聖処女(1943年製作の映画)
4.0
▪️Title :「聖処女」
Original Title :「The Song of Bernadette」
▪️Release Date:1949/05/14
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :
1943年アカデミー賞主演女優賞(ジェニファー・ジョーンズ)他5部門
1943年ゴールデングローブ賞 作品賞
▪️Appreciation Record :2019-263 再鑑賞
▪️My Review
心が洗われるような作品ですね。私はクリスチャンでも何でもないですが、素直にストーリーがすっと入ってきました。
物語は、ナポレオン3世の第二帝政期フランス。貧しい農夫の娘ベルナデットは、ある日村はずれの洞窟で聖母マリアに出会います。それから祈りを捧げるために熱心に洞窟に通うベルナデット。しかし村人や家族さえもその話を信じようとはせずに、人を惑わせた罪です役人に捕らえられてしまいます。そんな折、ベルナデットの祈りの場所に泉が湧き上がり、その水が人々の病気を癒す、もいう奇跡が起きます。。。
現在も多くの巡礼者が訪れる「ルルドの泉」。伝説の少女ベルナデットの短い生涯を「慕情」の名匠ヘンリー・キングが壮大な映像叙事詩に仕上げています。
そして驚いたことに、1943年度アカデミー主演女優賞では、「カサブランカ」のイングリッド・バーグマンを退け、無名の清らかで美しいジェニファー・ジョーンズが主演女優賞に輝いた他、5部門を受賞しました!!
心洗われる名作ですね!!
▪️Overview
ニューヨークで自殺した亡命チェッコスロヴァキア詩人フランツ・ウェルフェルの小説の映画化で、1943年作品、脚本は「三十四丁目の奇跡(1947)」のジョージ・シートンが書き、監督には「追憶(1941)」「シカゴ」のヘンリー・キングが当たった。主演は「ラブ・レター(1945)」のジェニファー・ジョーンズが、当時無名より扱てきされ、チャールズ・ビツクフォード、ヴィンセント・プライス、リー・J・コッブ、グラディス・クーパー、アン・リヴェア、ローマン・ボーネン、メアリー・アンダースン等が共演した。音楽はアルフレッド・ニューマン作曲である。なおジェニファー・ジョーンズが女優演技、アーサー・ミラーが撮影、アルフレッド・ニューマンが作曲で、それぞれ1943年度アカデミー賞を与えられた。
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